桜の下には死体が埋まっている…
埋められた者の命を吸って、鮮やかに色づくのだという…
真偽の程は定かではないが、実際に死体を漁り、鮮やかに花を咲かせるものがある。
その色は埋められた者の血潮の如く鮮やかに紅く、華やかに咲く…
咲き誇る様は、そう、埋められた者の怨念を代弁するかのように…
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なんて、オドロオドロシイ話は聞いたことが無い。(笑)
まぁ、全くの嘘ではないのだけど。
葉っぱが付いてないのがお分かり?
で、緑色をしていないのもわかる?
さて、ここで理科の復習。
植物が緑色なのは、なンでだ?
そう。葉緑素を持っているから。
では、葉緑素の役割は?
ポーン♪
光合成で養分を生み出す為。
逆に言えば、緑色をしていないこいつは自力で養分を生み出せない。
では、その養分をどこから取っているかというと、植物の遺骸。
こんな風に、他の生物遺骸から養分を貰うようなものを腐生性、っていう。
写真を撮ったのは湯元だけれど、奥日光のアチコチで見かけられる。
こんなところにも、ね。
試しに探してみる?
その根本にはきっと遺体が埋まって…