間一髪?

第二回の日光天然天然氷切り出しに行って来たのです。

100208_cut
製氷池の氷をカットし

100208_seihyouike
製氷池に浮かぶ氷を…

100208_unpan_2
氷室まで、木と竹で出来たレールと鳶口を使って運搬。

100208_himuro
屋根近くまで綺麗に積み上げられた氷に、

100208_ogakuzu_2
融けないようにおが屑を断熱・吸水にかぶせていくのだとか。

氷の重さは一枚当たりおよそ40kg。
これらの一連を、ほぼ全て人力で行うのです!!
しかも、この氷、1/3は融けちゃうんだって。

山の綺麗な湧水を引きこんだ製氷池で、寒波が来るのを待つ。
氷を張っている最中に雨が降ったらダメ。
雪が降ったら夜中でも雪かき。
そんな努力の甲斐あって、日光の天然氷が出来上がる。

100208_tokujiroubanya
そんな話を聞きながら、飲み会にもちゃっかりお邪魔して帰って来た次第で[E:beer]
使う氷はモチロン、氷屋徳次郎の天然氷[E:happy01]

もともと、ここの氷室は無くなるはずだったんだって。
昔は重宝された天然氷も、機械製氷の技術が進むにつれ、値段の競合やその手間などから衰退し、日本でたった5軒になってしまっていた。
その5軒のうちの一軒だったこの氷室も、まさに終止符を打とうとしていたその時に、文化を絶やしてはいけないと有志が立ちあがって、再生。
今では様々なメディアに取り上げられ、日光の名物になるまでに発展するに至るまでには、並々ならぬ苦労があっただろうに…

それを楽しみながらやってしまうという!!
面っ白い人たちだったなぁ[E:happy02]

そして、その次の日…まさに間一髪?
でも、そうなるとオイラはたっぷりと積もったグズグズの雪の始末に追われるわけで[E:down]

そんな日光の天然氷、食べたいと思わない?
そんな氷の物語に思いを馳せながら、のんびりお酒を飲みたいと思うでしょ?

日光各所に点在するお店で味わうも良し。
通販で購入して、お部屋でのんびりするも良し。

是非一度、と言わず二度三度、ご賞味あれ[E:wink]