1200年続く神事

写真を撮ろうとしていたら、爺ちゃんに声をかけられる。

『この文字を入れて写真を撮って下さい』

ほいな♪[E:camera]

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弘化三年十月吉日。
えぇと、弘化三年って事は、1846年で…164年前!? こりゃすげぇ!!

今日は午後出勤なので、ちゃ~んす[E:up]
って事で、清滝神社の例祭、湯立神事に行ってみたのだな。

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神主さんによる清滝神社と湯立神事の縁起説明。
なぜか笑いが巻き起こるww

いよいよ神事。

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忌釜のお祓い。

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祝詞奏上。

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グラグラと煮立つ忌釜に…

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大量の塩を投入し、更に温度を上げる!

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火にも塩をくべたら、

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笹の葉を煮え立つ湯に浸して、いざっ!!

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見えない…[E:gawk]

では、もう一度[E:enter]

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煮え立つ湯に笹の葉を浸したら…

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一気に振り上げるっ!!

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飛び散る灼熱の滴、必死の形相。

それもそのはず。
過去には大やけどを負った神職さんもいらしたのだとか。

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神事に用いた笹は、身体健全・厄除開運・家内安全・町内安全・国家安泰・世界平和のお守りとして終了後に配られる。

オイラも当然貰ったさ♪
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Djebeちゃん、湯立神事モードww

この神事は、元を辿ると探湯-くがたち-なんだって。
その後、修験者の行法となり、更に祭礼の行事となった、と。

清滝神社は、820年に弘法大師空海による創建とされ、以来この神事が伝承されているんだってさ。
例祭の日は曜日に関係なく毎年5月15日と決まっているので、興味がある人は、この日を狙ってみてね。