本日の西ノ湖。
少し水が引いて、西ヶ浜までは辛うじて渡れるように。
そんな西ノ湖で見かけた者たち。
でも、個人的にはこっちの方がピントやらなんやら良い気がする。
今日は(今日も?)お客様と一緒にカクレ滝へ。
本当はお盆SPのハズだったんだけど、ご予約無かったしね。
いつもより滝の写真が小さいのは、画面下にお客様がいるからなんだなぁ。
今日の最年少は、7歳の男の子。
ガンバリ屋さんなら7歳でも行ける場所ではある。
ただし、道を知っていれば。
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今日のカクレ滝では3組に遭遇。
最初のパーティーは山慣れしていそうな親子&おばちゃん2人。
既にカクレ滝からの帰り道。
2番目のパーティーは、お散歩的な格好のご夫婦。
3番目のパーティーは、親子3人。
オイラ達が沢で遊んでいるときにやってきて、道を聞かれたので、一応教える。
で、地図があるか聞いたら宿で渡されたっていう印刷物を持っていた。
のだけど、チラッと見た限りでは、沢の遡行図?
作った人は知識がある人なんだろうけど、問題は使う側。
コメントには迷わずに辿り着けますってあったけど、ハイカーや観光客には厳しいんじゃないかなぁ。
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もっとも、問題は2番目のパーティー。
オイラ達が休憩していたら、追いつかれたんだけど…
β:『こんにちはぁ。どこ行くんですか?』
夫婦:「さぁ?ここ行くとどこに出るんですか?」
β:『…えと、どこか目的地は…』
夫婦:「 途中にカクレ滝って書いてあったので、とりあえず行ってみようと。 」
一般的にはこの程度なんだよ。
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しかも、更に続くんだゾ?
夫婦:「で、その先ってどこに行くんですか?」
β:『…一応そこが行き止まりで…』
夫婦:「どっかに抜けられるでしょう?」
β:『地図は持っています?』
夫婦:「いいえ?ありませんけど?」
β:『(地形図を広げ)どっから来たか判ります?現在地は?』
夫婦「この辺ですか?(柳沢途中を指す)」
β:『いいえ。コッチです。この先に進んでバスに帰れそうですか?』
夫婦:「あぁ、なるほど。山を越えなきゃならないんですね?」
β:『 … 』
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カクレ滝まで一緒に行くかと声をかけたら、同じ道を行って戻るなら行かないと二人は帰って行ったんだけどさ…
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さてさて。
道標作ったどっかの誰かさんよ。
この二人がどうなろうが自己責任って事に異論は無い。
迷おうが、極端な話、野垂れ死のうが自分のミスだ。
正直、オイラ自身、こんな人達が山に入ってくるのはどうかと思う。
だが、一方でこの二人が道標とルートマーカーに従って来たのも間違いない。
では、こんな二人が何かでマーカーを見失ったらどうなると思う?
遭難騒ぎになるんじゃないのかい?
そん時、アンタ方はなんて言う気なんだ?
世の中善意で行動してりゃ、それでOKって程簡単じゃないと思うんだが?
もしも、『そうだ!』と言うなら、善意に基づいてこの道標が破壊されたとしても文句はあるまいな?
明らかな踏み跡や目印、魅力的な地名ってのは、元々その気の無い人でさえ導きいれてしまう事が多々ある。
アンタ方程のスキルも能力も無い人だっている、むしろそういう人が大多数だって事、忘れないでくれねぇかなぁ。