昨日、菖蒲ヶ浜で地引網が行われました。
みんなで頑張って引っ張り上げると・・・
おぉ!大漁!
綺麗な紅色のヒメマスを始め、大きな魚たちがバシャバシャしてました。
こんなに大きなマスがこんなにもたくさん暮らしているんですね。
その後は
ヒメマスの塩焼きに
マスと大根たっぷりの採卵汁が振る舞われました。
心もお腹も大満足です。
毎年恒例のこの行事、気になる方は来年ぜひご参加ください。
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と、(しょ)と同じ事を書いてもしょうがないので、参加の感想書いとこか。
回って来たチラシには、地引網【体験】とあったけど、実際には地引網【見学】かな?
写真に写っているのは地元の子ら。
3年前に放流体験をしているそうで、ヒメマスが川に戻ってくるのもちょうど3年って事で。
まぁ、これは良い体験だと思う。
でも、現場には一般観光客の人もいたっぽい(いたっぽいってのは、地元の人が非常に多かったから)のだけど、その人たちの中で曳いている人は見なかったように思う。
もう少し、現場で参加を呼び掛けたりすると、一般の人は地引網に参加しやすくなるんじゃないかな?
とくにちびっ子もいたから、良い思い出になったと思うんだけど。
あとは…告知?
地元の人と話をしていても、『え!?そんな事するの?』って人もいたし。
回覧板で回ってきたから、知らないって事は無いと思うんだけど、地元の人が知らないと利用者への周知もしづらいじゃない?
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元々の催し物の性質が観光客向けじゃないってのは重々承知してるんだけど、やり方をもう少し工夫すると、奥日光的閑散期の9月半ばに人を呼べるイベントになりそうなんだよなぁ。
ほら、最近エコツーリズムとか人気じゃない?
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ってのが、一般参加者の目線でした。
なお、『考え方が一般参加者じゃない』とか、『そもそもお前の存在を一般参加者とは認めない』とか、そういう意見は却下します[E:bleah]
べー太様 お忙しいところ返信いただきありがとうございます。
戦場ヶ原でいつも思うことを聞いてください。あの湯川のつりです。原則として木道から降りるのは環境保護の視点からやってはいけないことだと思いますが、釣り人は湿原に降りるわけではありませんが、私には相当フリーに見えます。戦場ヶ原の湯川部分は禁漁にする時期に来ていると思いますが、いかがでしょうか。このことを私は日光博物館の方にもお話ししたことがあります。
余談ですが「温泉手形」の10月号でべー太様のいらっしゃる旅館が無料入浴の対象になっていました。
つな様
おいでませ~♪
湯川の釣りは…
以前にも何度かコメ欄で議題になっているんですが、とても難しい(=繊細=ややこしい)のです。
VC時代にもトラブルが多くて、関係機関の方とお話をした事も一度ではないのですが、決定的な解決法は残念ながら見出せません。
仰るように釣り人の行動はかなり自由に見受けられますね。殊にハイカーや観光客に対して強い規制がかけられているのに対し、あまりにも自由に映ります。
今期、戦場ヶ原での釣り禁止というのは実際議題になっていました。
ただ、現状を見る限り釣りを禁止することが湿原の回復に繋がるとも思えないんです。
見ている限り、釣り人の釣り道はハイカーや観光客、カメラマンが踏み広げているようです。
ただ、釣り道がない=最初の一歩がなければ、新たな裸地化が発生するのは防げるかもしれません。
ただ、そのいずれも、まずは知ることから始まるのだと思います。
現状では【湿原を傷めるので木道を歩いて下さい】とは書いてあっても【何故木道をそれる事が湿原を傷めるのか】は周知されていません。
釣り人と、ハイカーと、カメラマン、観光客、一同に会して意見を言い合う場でも作れると良いのですが…
同じ釣りを止めるにしても、釣り人さんたちがある程度納得の上でという形なら良いとは思いますが、強制的にでは結局なにも変わらないのではないでしょうか。
と書きつつ、色々甘いなぁと思うんですけどね(苦笑)
温泉博士でしょうか?あの雑誌は外見が地味な割にお得感満載ですよね!
またお越しくださいまし。
ベー太様 返信ありがとうございます。
べー太様のようにお客様を迎える立場としてはいろいろ利害関係もあり難しいのでしょうね。戦場ヶ原部分の湯川を禁漁にして、湿原側にあるように低い位置にロープを張ってしまえば見違えるように植生は回復すると思っています。
特に気になるのは赤沼から歩き出して右手に戦場ヶ原が広々としていて、湯滝が見えて一休みしますよね。そして少し歩くと木道が90度右に曲がる所があります。あの角から湿原を通って湯川に向かう道は通行禁止にしてほしいと願っています。環境省に言った方がいいのでしょうけど・・・
つな様
おいでませ~♪
お返事遅くなりました。
>利害関係も
ん~…否定はしませんが、根本はそこじゃないんですね。
極端な話をしてしまえば、ですよ?
人為の介在しない変化は全て自然の推移としてとらえ、里山など人為によって維持される環境以外は立入禁止にしてしまえば良いんですよ。自然をありのままに保とうとするならば。
ただ、そうなってしまえば、その場所に興味を持つ人はいなくなります。
となれば、自然に対する興味も失われていくでしょう。
それは国立公園の意味合いからも、ラムサール条約の意味合いからも違うと思います。
「ロープを張れば植生が回復する」
私にはとてもそうは思えません。
これまでもブログで取り上げていますが、立入禁止の柵を越える人のなんと多いことか。
動植物の採取禁止とありながら、それらを持って歩いている人のなんと多いことか。
なぜダメなのか。
それがどのような影響を及ぼすのか。
その周知・理解の無いままに、ただ立入禁止にした所で、有意に働くようには思えないのです。
確かに、釣りにしろペット連れにしろ、その他諸々の問題にしても、役所側で明確なルールを布いて欲しいと考えないでは無いんですがね。
と、言ったところでしょうか。
またお越しくださいまし。
いつも返信ありがとうございます。
私は土日にしか行かないので湿原に降りる人はあまり見ません。もちろん植物を採るなんて最悪です。
そうするとどうしても環境教育の充実しかない、というところに話がいくのですね。
先日小学生の団体にべー太様のようにガイドさんが付き添って湿原の成り立ちなどについて説明されていました。こういう機会がもてた小学生は幸せですね。ただ一つのグループの人数がもう少し小さい方がいいと思いましたが。
私も分からないことが多いです。またいろいろ教えてください。
つな様
おいでませ~♪
なんか偉そうな事を書きましたが、これは私がそう思う、そう考えるというだけの話。
此処に色々な考え方、捉え方、働きかけ方があると思います。
私も自分のアプローチに自信があるわけじゃないんです。
ただ、他の人よりも僅かにですが情報が多く集まります。それらの情報の中で、自分が正しいと感じられる事をしようとしているだけなんです。
どうぞ、つな様もご自身が正しいと思う働きかけをして下さると良いと思うのです。
ガイドに関しても同様だと思うんです。
幸せかどうかは彼ら次第。
中にはやっぱり最後まで惹き込めない子もいますし、つまらなかったという子もいます。
でも、個々のガイド役は伝えたい事を少しでも伝え、彼らに今後の糧を、種を託そうとしているのだと思います。
また、託した物をどう使うかも彼ら次第。
自身の想いがどう伝わるか、どう活きるかなんて判りませんもの。
その時の判断や想いが正しかったかも時間が過ぎてからでなければ判りませんしね。
ガイドの人数はホントにその通り。
出来れば15人以下でやりたいですが、そこは大人の事情(平たく言えばお金ですね)。
でも、ニーズが増えてきているんですから、きっと良い事です♪
またお越しくださいまし。