奥日光エコツーリズム講習会

土曜日に標題があったので参加してきた。
ので、その感想?

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もっと少ないかと思ったけど、思った以上に参加者が!
↑この辺も我ながらどうかとは思うが。

JTBの加藤誠さんを講師にお迎えしての内容は…
昨今の観光立国うんたらも含めて、エコツーリズムとはそも何ぞや、みたいな話。
オイラ個人としては、もう少し具体例を挙げたものを期待していたのだけど、それでもきっとココはスタート地点。
今後、様々な事を話し合いながら、時に喧嘩しながら、地域として、市として、県として、どう取り組んでいくかが大事だよね。

講演終了後に質問コーナーがあったので、奥日光に合った先進事例(自然景観を元にしたエコツーリズム)を紹介してほしいとリクエストした所、紹介してくださったのが、岩手県は二戸市。

細かい事は…メモ紙を事務所に置いてきてしまったので、また今度。

でもなぁ…ちょっと不安な点も。

こんな講演会ってさ、講演終了後の質疑応答で、結構質問が上がるものなんだよね。
オイラが知っている限りでは。
今回はあっさり解散してしまった…

たぶん、エコツーリズムを難しく考えすぎなんだよなぁ。

エコツーリズムが掲げているのは、土地の資源を生かした持続的で、且つ環境に対する負荷が低い観光。みたいなもん。(←この辺はまだ定義が不確定みたい)

これの前半ってさ、そんなに難しい?

例えば旅に出たらさ、その土地の素晴らしい景色を見たいじゃない?
土地の美味しい物や旨い酒を飲みたいじゃない?
で、地元のおっちゃんおばちゃんから、その土地の昔話聞いたらさ、へぇ!とか思うじゃない?
海沿いに出た時の潮の匂いって、山の人間には結構感慨深いものだよね?
川のせせらぎや、滝の轟音なんてのも良いよね?

例えば遠方から友達が来たらさ、近くのいい場所紹介したくならない?
旬の美味いもんでも食べさせてやろうとか思わない?
もし、来るまでに少し時間があればさ、あそこへ連れて行って、ここで食事してとかプランを練ったりしない?

前半をやっていれば、自ずとゆっくりとした観光になると思うんだよね。
ゆっくりとした観光は、そのまま低負荷にも繋がると思うんだけどなぁ。

土地の魅力を誰より知るのは、その土地に根差し生きている人達。
ちょっと視点を変えてさ、旅行者側になってみると見える世界も変わるかも。

だってさ、旅ってわざわざ時間とお金をかけて行くもんでしょ?
つまらない、魅力のない場所ならそんなことしないでしょ?
なら、自信を持たなきゃ!

オラが村さはどうだ? 素晴らしかんべ!?
遊ぶなら目の前の川にゃ魚がおるし、川向うには花畑がある。
村の奥の鎮守さまには、こんな謂れがあるから拝みに行っても良い。
向こうの橋の上から見る夕日は綺麗だぞ。
夜は大したもんはねぇけど、採れたてのモン食わしてやる。鮮度だけは抜群だぁ。
ノンビリと過ごして、遊んで行ってくれ。

観光ってさ、こんなんで十分じゃない?
だめ?簡単に考えすぎ?

とこの辺が感想の半分。

残りの半分?
・・・ふぅ。
時間は無限じゃないんだ。
少なくとも【オイラ】の時間は。