菖蒲から1Km地点。
千手遠望の展望所を過ぎた沢筋で落ち葉が押し出され道を埋める。
出水もあるが通行可能。
6/10頃に崩壊した場所は心持ち狭くなった感はあるが通行に支障なし。
千手ヶ浜のクリンソウも台風による影響は無く、低公害バスも通常運行とのこと。
これより、熊窪から1002号、小田代、北戦場へ向かう。
湯ノ湖・戦場ヶ原は博物館とVCが確認中のはず。
月別アーカイブ: 2012年6月
台風4号 第一報
第1(下り)イロハ坂で土砂崩れにより全面通行止め。
第2(上り)いろは坂交互通行との報あり。
待ち時間、20~30分との事。
ご注意を。
生き物しばり
最近撮った画像たちの中で、掲載できずにいた画像たち。
今回は珍しく生き物縛り。
若草色の体が可愛いったらありゃしない♪
次は産卵期に出会いたい!
湯元だといつ頃だろうなぁ・・・
同じ池には、既にオタマの子たちが2種類。
ヤマアカ?
同じ池には、既にオタマの子たちが2種類。
アズマヒキ?
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お次は霧降に向かう途中の一コマ。
くっ!! 助走も無しに突然跳ぶなよぉ~~っ!!
気配を感じて慌ててシャッター切ったら、構図が…
その後、この子は
真昼間っから道路を横断して、魚と森の観察園に消えて行ったという。
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今度は虫系。
ガイド中に子供が拾ってきたイモムシ。
尻尾が二股、頭に角二本、なんじゃこりゃ??
ちょうど、kokekokko様とご一緒するとこだったので、印刷して聞いて見たら、ヒカゲチョウの系統じゃないかと。
なるほど~。
こちらもガイド中の一コマ。
コイツ、今まで見ていたのと比べてデカい!
スズメバチかと見まごう大きさ。
まぁ、見事な産卵管と鞘だこと。
トドマツノキバチ、でいいのかなぁ??
:
なんてことで生き物縛り。
ついでに、空想の生き物も追加。
明日6/18月曜日、二荒山神社に龍が顕現。
なんでも、特注の一筆龍を三本松茶屋が奉納するんだとか。
時間は、14:30から。
暫くの間は二荒山神社中宮祠で一般公開されるんだってさ。
ニッコウキスゲ、開花。
一昨日の予告通り霧降までニッコウキスゲの様子を見に行ってきた。
この霧降高原園地(仮称)は来春オープン予定なんだけど、
来週6/23から7/22までの一月の間、プレオープン。
(データ、あった!黄色のラインがプレオープンエリア。最初の写真は右側の吹き出し起点あたりからの撮影。)
来週には、この斜面いっぱいにニッコウキスゲが咲き乱れ…ないだろうなぁ。
ようやくチロリン村で咲き始めた所だもの。
今週来週でニッコウキスゲが見たい人は、チロリン村のニッコウキスゲ祭へどうぞ。
:
でさ。
霧降高原リフトは、一昨年で廃止してるからね?
なんでこんな事を敢えて書くかって?
今日も現場にリフトに乗るつもりの人が来ていたからさ。
念の為。
って記事を書いていて、久々に寝落ち[E:sad]
総・天然色
今日は奥日光も久々に気持ちの良い青空♪
きっと千手のクリンソウが見頃になっているはずなので、今のうちにGo!
碧い湖水を渡る風は心地良く、このままお昼寝したくなるけど、残念ながら時間が無い…
その風に乗り、フワフワと白く漂う柳絮。
(写真だと伝わらないのが残念…)
日差しに透けて白銀に輝く果穂はとても美しい…と思って悪かったな!( ̄τ ̄)
カジカガエルが鳴き始めた柳沢を越え、千手歩道に入れば柔らかな黄緑色の光に満ちたミズナラの森。
写真には取れなかったけど、今年初見のアサギマダラが優雅に舞う。
千手から菖蒲が浜へと向かえば、熊窪の新緑に映える朱色のヤマツツジのトンネル。
足元には透き通るようなギンリョウソウ。
天然色に溢れた奥日光。
当然のことながら千手の民家のお庭は、クリンソウの赤や白・ピンクと色彩豊かで、観光客も沢山。
2段目から3段目が開花中だから、この週末が2012年のまさにピークになるだろうね。
花の見頃としても、混雑っぷりとしてもね。
:
で、そんな感じに華やかで綺麗なのだけど…
う~ん…
クリンソウが鹿に食べられる??
植えてるご本人が仰るのだから、実際に食べられているのかもしれないけれど、然程の食圧がかかっているとは思えないんだよなぁ。
もしも、鹿に食べられてクリンソウがダメになるのだとしたら、網の外では殆ど生き長らえないでしょ。
だというのに、間違いなく、そしてかなりの勢いで増殖中なんだ。
このクリンソウ目当ての利用者はとても多く、以前から書いている通り観光資源としてはとても優秀。
なまじ観光資源として優秀な物だから、それの及ぼす影響は顧みられる事も無く、奥日光では今も各所に植えられ続けている。
オオハンゴンソウや、ハルザキヤマガラシの除去も大事だけれど、このままだと次の出番を待っている奴がいる。
小田代のニッコウキスゲなんて、簡単には手が出せない程になってしまった。
控室にいる間に、出しゃばりすぎないような明確なルールを作る必要があると思うんだけどねぇ。
観光地としてでは無くて、国立公園としてさ。
せめて、こんな風に人の手の管理を離れたなら、処断するとか。
観光地であることと、国立公園である事は共存されられるはず。
というか、共存できないなら少なくとも利用者側からは意味が無い。
折角の天然色だもの、別の色で塗りつぶさなくてもいいんじゃない?
:
追加
日曜日に書いた崩落は、
ご覧のとおり対処されてます。
現状は通行に心配いらないけど、大雨の後なんかはちょっと怖いなぁ。
(なぜか昨夜はWEBに繋がらず… 時刻を調整して投稿。)
今年もニッコウキスゲ祭り
そろそろキスゲのシーズンだし、検索も増えてきたしで、ニッコウキスゲの様子を見に・・・
行きたいのだけど、昨日も今日も戦場ガイドで動けず。
なのだけど、出番の理由がこれなら喜んで♪
もともと、オイラ達がやっているような事は、オイラみたいな他所者ではなくて地元出身者がやるべきだと思うんだ。
その土地に生まれ育って、土地に愛着を持って…
それが多分一番素晴らしい。
でもって、明日はレクチャーがあるのに、他所にかまけてそのレク組みがまたも直前[E:sweat01]
戦場ネタは(はる)が出しているので、そちらをご覧くださいな。
そして、冒頭に戻りまして。
今年は霧降園地がプレオープンするし(あれ?データどこやったっけ??)で、早く見に行きたいのだけど、この時期に奥日光から霧降往復はいろいろと時間が必要なのでございます。
写真が無くてゴメンよぉ m(_ _)m
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行けるかどうかはわからねど、狙いは今週の金曜日!!
今年も霧降のチロリン村で、ニッコウキスゲ祭りが開催されるので、導線を作る為には金曜日に行かねばならんのじゃっ!!
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じゃぁ、明日は何をするかって?
土日に控えたガイドの下見さ。
行先は菖蒲~千手間。(高山もついでに行きたいけど…時間的には多分これだけ。)
こっちは、ヤマツツジとクリンソウとが見頃のはずなのさ♪
:
さて、週末お越し予定の皆様?
どちらへ行きましょう??
悩みますねぇ(笑)
:
ニッコウキスゲ祭り 2012
日程:6/16、17、23、24
時間:10:00~16:00(雨天中止)
場所:霧降高原 チロリン村
声はすれども、姿は・・・
アッチコッチから声はするんだけど、姿が見えないんだよなぁ。
いいしばらく探していたんだけど、結局見つからず。
奥日光でまともに見た覚えが無いんだよね、モリアオガエルって。
いつまでもここにいても仕方が無いので、出発~!
源泉をスタートしたという事は、
行先は切刈湖。
湖畔の木々も葉を広げ、様々な色合いの緑が織りなすグラデーションが美しい♪
湖水は多いけど、西の岸辺は利用可能。
北岸は渡れそうもないや。
ルート上には雪は無く、歩くのには問題なし。
(山王峠から光徳への下りは、例のごとく泥濘が多いけれど。)
オオカメノキなどは既に終わりか散り際なので、お花を探すなら足元を。
ミツバオウレン。
他は…ズダヤクシュに、セントウソウ、イワセントウソウ、タチツボスミレ、ツボスミレ…光徳はツマトリソウ。
木本の花が…オオイタヤメイゲツだったかな?と、ミズナラと…なんだっけ??
で、この切刈コースは(あか)も書いている通りバードウォッチャーに人気。
様々な野鳥の声が響き渡り、鳥が苦手なオイラでも…
ウグイス、ヒガラ、コガラ、ルリビタキ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、アオバト、コルリ、ジュウイチ、ツツドリ、ホトトギス、アカハラ、キビタキ、ミソサザイ、コゲラ、キツツキSP、とこのくらいは。
忘れちゃいけないのは、このコースが狙い目なコマドリの声。
あちこちでコマドリの声が響き渡るのに、なかなか姿が見れ・・・
もっとも、辛抱強く待っていたのでは無くて、
小峠付近に猿が居つきかけているので、ゴミを持ち帰らないとエラい事に・・・
などと思いながら光徳まで降りてきたら
だいたい、光徳には一般利用者の車は少なく、しかもこんなにゴミは出さない。
偏見かもしれないけど、観光バスか、キャンピングカーだろ?
過去には、三本松のゴミ箱がクマにやられて撤去したこともあったんだから、そろそろ考える時期じゃないのかな?
それとも、クマが荒らしに来てから対策をとる?
ゴミ箱があるという事はゴミを捨てても良いという事。
ゴミは持ち帰る、これを徹底すべきだと思うけどねぇ。
こんなモンの姿は見たくないもんだ。
べー太、噴泉塔を訪ねる。-後篇-
手白澤温泉から廃道を辿り噴泉塔に辿りついた一行。
帰路は別ルートで…
もうちょっと早いと、アズマシャクナゲと噴泉塔付近のコラボが撮れたんだけどなぁ。
まぁ、アチコチで綺麗な石楠花を見られたからいっかぁ。
こちらもノッケからこんな道。
頭の中に響くはインディジョーンズのテーマ[E:cd]
それでも、こちらの道はまだマシ。
道も・・・
でも、やっぱり注意点。
1.トレッキングシューズだけでは行かない事。
2.でも、長靴も考え物。
3.そして、梅雨時期や台風後などには決して行かない事。
なぜならば!
で、渡りながらも順次浸水していく長靴たち。
しかも、上からww
早い話が、長靴の深さよりも川の方が深いという(汗)
あれ??
入口の駐車スペースと、立派過ぎる橋を撮り忘れちゃった f(;¬¬)
入口は、こまゆみの里の近くで、駐車スペースは4台分くらいかな?
新しい地図には、こちらのルートが書いてあるものがあるはず。
物によっては、広河原の湯と通称される野湯までかも。
画面奥のブルーシートがそれなんだけど、今回は足湯程度で我慢!!
だって~・・・
更に続く。
中禅寺湖 千手〜菖蒲 通行止め?
べー太、噴泉塔を訪ねる。-前篇-
5月の末、湯沢の噴泉塔に行ってきたので、その時のレポ。
日光国立公園内なんだけど、微妙に番外編。
昔の地図(2005年以前くらい?)がお手元にあれば、並行して読んでいくと解るかも?
それ以降の地図の場合は、後篇を待つべし。
現在は、通行不能で廃道。
最近の地図にはルートさえ書かれていません。
今回は、ルートを知っている方が特別に案内して下さるという事で行くことが出来た次第です。
ではスタート!!
と言っても、スタート時点ではオイラも甘く見ていた。
『廃道っていっても、2005年の地図には載っているんだし、トレースはあるでしょ♪』
実際にトレースははっきりしたのがついていたんだ。
手白峠に到着。
標識はボロボロ。赤い吸い殻入れが無かったら、下手したら見落とすかもなぁ。
古い地図には、見晴らしがあるような事が書いてあるけど、そんなん無い。
ただいま…
ちなみに、坊主頭が背負ってるのはオイラのザック。
なにか、オイラのザックの中身に興味津々だったので背負わせてみたww
冬のガイド中はもっと重いんだぞ?
沢を横断するように道があったはずなのに、崩れてただの崩壊地(汗)
ようやくたどり着いた落ち着けそうな場所。
でも、ガイドさん曰く。
「私、ここで迷ったことあります。」
・・・すっげーわかる。
こういう場所は地形が目印にならないから、進行方向が判りづらいんだよね。
足元に転がっていたヒミズの死骸についていたカニムシ(初見)。
想像以上にデカかった。
こっちも初見。
多分、キイロスッポンタケ。
みんなして臭いかぎまくり。
どんな臭いかって?
漢字が【匂い】じゃないあたりで察しておくれ。
途中で遊んだりはしていたものの、歩き始めて3時間。
湯沢の上流到着。
ここから急な斜面を下って、川を飛び越し・・・
湯沢の噴泉塔に到着~~!!
画面右側1/4、高さ中央辺りに噴泉塔はある。
噴泉塔の足元を見ると、こんな風に温泉の熱水が噴出している場所がある。
よくよく見ると、ミニ噴泉塔が出来かけ。
この噴泉塔は何かという看板があるので、説明はそちらの文字起こしで。
湯沢噴泉塔
噴泉塔は、明治41年(1908年)に渡辺渡氏が、今は廃鉱となっている西沢金山探しの時に発見したもので、岩盤から94℃の熱湯が噴き出し、温泉の中に含まれる炭酸カルシウムなどの温泉沈殿物で長い期間をかけて三角錐の小塔を作ったものであり、現在活動中のものは世界でただ一つです。泉質は含土類石膏食塩水で硫化水素のにおいがする。
こうした噴出物の堆積するものは、その類少なく学術上貴重な資料として、大正11年3月8日に国の天然記念物として指定された。
村人の話によると、この塔の先端をいたずらして折って持ち帰ったり傷つけたりすると、山の神の怒りにふれてその人が、けがをしたり急に大雨が降るといわれている。
栗山村
と、まぁこんな具合に天然記念物なわけですよ。
なので、カテゴリーも【文化・芸術】に。
天然記念物って、文化財保護法で指定されるんで、文化庁の管轄下なのよ?
これを地図で見て、ソロで行ったのは…今から7年位前?
『あれだけ硫黄がついているなら、滝壺の水と相まって適温じゃね?』とか入浴を試みたっけかなぁ…
単に、冷たい水だったけど(T^T)
その時に行ったのは、別ルート。
それはそれで後篇へ。
:
念の為、最後に書いておくけれど。
今回の手白沢温泉~手白峠~噴泉塔間は、既に廃道。
案内なしでは遭難の危険があるので、行っちゃダメ[E:ng]