昨日の朝方通行止め解除の連絡が入ったので、昨日はそのまま土日のツアーに備えて、石楠花平コースと小峠コース+刈込湖往復へ。
小峠コースも石楠花平も確認は前日にVCがやっているし、雪崩れ箇所をプロットしつつも、個人的には雪崩の見物。
この行程で、オイラが確認したのは32か所[E:sweat02](雪捲りとコース下部は除く)
この雪崩は、蓼ノ湖西側。
色別にしたけど、3つ。(画面外に中くらいと小さいのが3つだっけかな?)
横から見るとこんな具合。
この赤線の間が、普段トレースが多い範囲。
見事に雪崩の下。
上の画像の真ん中、二股のダケカンバがあるんだけど、このカンバの真下(時にはその先)にトレースがある事も珍しくない。
予想よりも雪崩れが下まで届いているなぁ。
小峠なんて、
ベンチが埋まってるもの。
っていうか、右側の看板まで届いてるもの[E:sweat01]
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見てきた限りだと、今回は全体的に表層雪崩っぽい。
日曜日の猛吹雪で、40cm位の新雪が積もっていて、その前の雪はとても硬くなっていたので、そこを滑り面として発生してる。
崩れたのは、そこがたまたまもっとも切れやすかっただけで、その上にもクラックが入っているし、
今回の滑り面にもクラックが入っているので、もしかしたらもっと下から雪崩れていた可能性もある。
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こちらはドビン沢の雪崩れ。
さっきの石楠花平の雪崩もそうだけど、立木を結んだラインから崩れ落ちているのが解る。
アップでみるとこんな具合。
石楠花平は一番上の層だったけど、ここの雪崩れは更に二つ下を境界に落ちている。
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こちらは三岳林道。
雪崩れにカウントしてないけど、ここも崩れてる。
三岳林道の小峠から南東に、傾斜の急な範囲に通っている林道部分はアチコチにこれがあるので、夏道には雪崩れが届いている可能性もある。
林道の際には、クラックも沢山。
間違えて、この上に乗ったら雪と一緒に転落するんだろうなぁ[E:shock]
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そして、恐ろしい事に今日の湯元は、一日中強い吹雪。
こういう危険性のある箇所さえも雪の下に覆い隠され・・・
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雪面には皺やらクラックやらが随所にあったので、傾斜の急な所は出来るだけ避けた方が良いと思うな。
ドビン沢の中も、クラックが見えている箇所があったから、刈込湖も同様。
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併せて気を付けたいのが。
枯損木の倒壊。
地震でかなり揺らされているので、枝が引っかかっているかもしれなしい、風で落ちてくる事も考えられる。
休憩や通過時には必ず上部を確認して、可能な限り避けましょう。
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地震関連は・・・とりあえずこれでオシマイ。かな?
個人的に勉強にはなるのだが、基本的には・・・やらない方が良いと思うなぁ。