嬉しいなぁ。
夜中だと言うのに叫び出したい程だ。
自身が評価を得られていた事よりも嬉しい。
頬が緩まないようにするのが大変。
折れずに良かった。
諦めずに良かった。
捨てずに良かった。
無理だと幾度も言われたが、ざまぁ見ろ。
自分でも無理かもしれないと思ってしまったが、ざまぁない。
自分の力不足を嘆いてたが、違うんだ。
いつか嫉妬をする日が来るかもしれない。
でも、しばらくは目にするだけで力を得られる。
これでまた歩ける。
思えば春から良い流れだ。
道が繋がっていく。広がっていく。獣道じゃなくなった。
夢見た場所が見えて来た。
あぁ、今日は本当に幸せだ。
これは自分の力ではない事も良く分かっている。
明日からはこの道が続く事を真剣に考えなければ。
でも、だから…
この10年をちょっと背負っていてもいいかな。
目覚めるまではこの余韻に浸っててもいいかな。