すっごい久々だ、このタイトル(笑)
覚えているかなぁ? このタイトルは番外編です。
と言っても、今回はお仕事関係なんだけれど。
日光駅前からバスに乗り、国道119号から121号を走り
鬼怒川温泉駅
道の駅湯西側へ。
トイレ休憩の間にシカ肉コロッケ200円 ゲット!
・・・シカ肉・・・ (==)
更に国道121号を北上した後、400号を右折して、
車窓から塩原の紅葉を眺める。
道の駅湯の香しおばらから、県道30号を走り
道の駅那須高原で再び休憩。
そして県道17号を登り、那須温泉へ!
これでざっと2時間半。
なんでも、来春に日光と那須を結ぶバスの運行計画があるんだそうで、その試乗会だったんだ。
計画としては、旅行代理店を経由して事前に予約する貸切バスなんだってさ。
上記の各地点に加え、板室温泉付近にバス停がもう一つあって、それぞれを移動できる。
今までも、「明日、鬼怒川へ行きたいんですが・・・」なんて方が湯元にもいたので、各地点間を移動したいなんて時に便利に使えそう!
・・・って思っていたんだけれど、その後のミーティングでなんとも言えない違和感が。
帰りのバスの中でずっと考えていて正体判明?
オイラの頭の中では、↓ρ(。。3)
バスを利用する事を考えると、一般的には二点間を移動する事が目的。
一方、観光バスなんてのもあって、こちらはバスに乗る事自体が目的。
路線バスは言うまでもなく前者で、バスツアーなんてのは、どっちかっていうと後者。
こういう交通手段の問合せは確かにあるんだけれど、問合せをする人って、現場で聞いてくるんだよね。
つまり、事前に細かくプランを煮詰めて来るタイプの人じゃない。
なので、直前の予約が出来ないと、ニーズがありそうな人は拾えない。
じゃぁ、事前にプランニングをする人には向いているのかというと…
今回の停留所予定地は、日光、鬼怒川、湯西川、塩原、板室、那須。
区間の移動には20~30分かかる。
日光~鬼怒川~湯西川の間は現状電車を使用して移動可能。
移動が困難なのは、湯西川~塩原~那須の間で、このバスを使っても各々1時間がかかる。
そこで、だ。
片道1時間のバス路線を予約してまで、この区間を移動するか否か。
現在、停留所を設けられる予定の場所は、各々が独立した観光地として成立している場所。
事前の予約をしてまで、移動の為だけに1時間を代価として支払うだろうか。
自分が利用者側だとしたら、敢えて2点間を移動するだけの強い動機が欲しいかなぁ。
例えば、このバスを使って2点間を移動して2泊したら、宿泊代が安くなるとか、各々の町で何か特典が受けられるとか?
あるいは、観光ツアーバスの様に、このバスに乗車する事自体が目的となるような、魅力的なコンテンツがあるとか?
一方、利用者を迎え入れる側の立場としては、隣の町も誘客要因に使えるようになるという強みは出来る。
出来るんだけれど。。。
これまでも散々言ってきたように、旧日光市の中でさえ観光情報の流通・入手が滞っている。
だってのに、隣町の情報なんて入手できるんかなぁ?
流石に隣町の情報まで取りに行けないぞ?
有用な情報を入手する事が出来なければ、利用者を誘導してバスを使うルートを提案する事すらおぼつかない。
『予約制ですが、バス運行してますよ。』っていう情報だけでは、アクションに繋がらない。
『ちょっと遠いですが隣町に行くとこんな楽しみがあります。その間をこんなバスが動いています。そのバスを使うと、こんないいことがあるんですよ!』
ここまで言って、ようやくお客様の中に選択肢として残る、そんなレベルなんだと思う。
このバスは日光国立公園を繋ぐバスだし、いま、日光では国立公園満喫プロジェクトという海外のお客さまを誘致するにはどうしたら良いかなんて物も動いている。
JRのデスティネーションキャンペーンなんていう、栃木をもっと売り出そうというプログラムもあるから、なんとか上手く動いて欲しいんだけれどなぁ。
なので、バスが動くことは賛成なんだけれど、利用対象がどんな風にイメージして計画されているのかが気になる。
そんな感じの違和感。