やっとだ、やっと出られた (´;ω;`)ウッ…
まだ古巣にいた頃の話。
O:「陸の紅葉も良いけれど、秋は水の中から色づくんだよ。
今度一緒にイベントをやろう。」
そんな話を受けて、イベントのキャッチフレーズを考える。
確か・・・
『あなたは見たことがありますか? 山々よりも早く水が紅に染まるのを・・・』的な?
それを提出したら、
O:「ちょっと書き過ぎかな(笑)」
で、敢え無くそのキャッチフレーズを取り下げたわけなのだけれど。
あながち書き過ぎってことは無いと思うんだよなぁ?
ただいま、ヒメマスが中禅寺湖から遡上中。
水面を埋める程のその数は圧巻!
この遡上が見られるのは、意外とお手軽で
菖蒲ヶ浜のキャンプ場の手前の川。
ここを流れる水は実に清冽で、
ヒメマスはバイカモの中を上がっていく。
そういやぁ、ここでは地引網体験なんてのもあったっけ。
当時計画したのは、ビジターセンター、自然博物館、そして養殖研究所日光支所の奥日光自然系3施設共同開催の、鱒の採卵体験イベント。
当時の養殖研究所日光支所のエライさんだったOさんが、色々と声掛け・計画を中心になって進めて下さったのだっけ。
水と陸は繋がっているのだから、それをイベントを通じて知ってもらおう。
参加者に体験をしてもらおう、って。
いやぁ、懐かしいなぁ。。。
養殖研究所ってのは、今のさかなと森の観察園。
竜頭滝近くの国道ッ端にあるけれど、奥日光によく来ている人でも立ち寄ったことが無いなんて声を聞く事もしばしば。
でもね、園内に入ると
綺麗な水をたたえた池が点在して、
木漏れ日の中をノンビリと散策できる歩道があるんだ。
ちなみに、この池は餌をあげることができるので・・・
餌を持っていなくても、水際に立つと魚が群がるというw
お魚ふれあい水槽もあるので、チビッコ連れのご家族にもオススメ。
今でも研究自体行っていて、そんな成果も資料館に行くとみられる。
あまり知られていない事としては・・・
皇族がよくお越しになっていたとか、
ウナギの完全養殖に成功したのはここの関係機関だとか、
キャビアで有名なチョウザメも飼われていますよ、とか?
ここの貴賓室で夜遅くまで酒を飲んで語らった 打合せに没頭したっけかなぁ。
そんな懐かしい記憶を辿った午前中。
・・・しまった。
どうせなら、鱒のスタンプラリーにも行ってくれば良かったか。
ちなみに。
観察園の方に伺ったら、ヒメマスの遡上は10月10日頃までは見られるそうな。
そして、この園内には産卵場もあるので、あと数日でそこにヒメマスが現れるんじゃないかってさ。
園内は紅葉も綺麗なので、これからの季節は結構オススメ。
でも、9/17・18は台風接近の為休園だそうなので気を付けてね。
さかなと森の観察園