「ネイチャーガイド」カテゴリーアーカイブ

スノーシューシーズン到来!

今年は雪が遅かったぁ~!
正月前からスノーシューのツアー予約が入っているのに、雪が無けりゃできゃしないっ ) ̄ε ̄(

今回の雪で、ようやく今季初のスノーシューツアー催行! \(^▽^\)(/^▽^)/
(今日の画像は掲載許可頂いてないので、使えないのね f^^;)

とはいえ、まだ笹が出ているから、極力インパクトを下げる為に、笹のない所を探してウ~ロウロ。
今夜からまた大雪予報だっていうし、次の週末にはバッチリ行けるようになるんじゃないかな?

まだコースリボンは結んでいないけれど、週末頃にはきっとコースも正式開放される事でしょう。

って事で、いよいよ大っぴらにツアー募集記事が書ける♪
・・・っていうか、既に書いてあったの気づいてくれてた??

ほら、上のリンク集の横に… ( ° ▽°)↑
スマホで見ている人は、タイトル下の虫眼鏡マークの横、【≡】のマークをタップしてみて!
ね? 出て来たでしょう?

今日の時点で予定しているのは、

~~~~~~~

1/30 PM 蓼ノ湖ツアー
2/6  PM 蓼ノ湖ツアー
2/7  一日 AYL 庵滝ツアー
2/20 PM 金精の森ツアー

2/11~14 各日 一日ツアー(貸切)

~~~~~~~

こんな感じ。
貸切ツアー以外は、随時参加者受付中デス。
詳細はツアー頁のカレンダーを・・・埋め込みたいけどやり方わからないので、ツアー頁で確認してみてください。

 

・・・最近、いろんなところのサイトを見てると、コンセプトとか、目標とか掲げてるところが多いけど、そんなの書いた方がガイドっぽいのかなぁ? ”f(°、°)

でも、ややこしい事はガイド中に伝えりゃ良いと思うので。。。

あなたが【自分自身で】【安全に】【冬を歩く・楽しむ】、そのお手伝いならいつでも喜んで♪

オイラ的にはこの位で十分かな (^皿^)

 

あ、そうだ!
オイラ、今度こそ明日から留守だから。
スノーシューコースの整備完了報告はビジターセンターが出すと思うのでそちらをチェック。
積雪量や状況変化は、Okunikko fan club かな?

 

以下、イメージ画像~。
画像をクリックすると…

150216_ioritaki

150222_odasiro

110202_frostflower

150308_nukenai_mae

スノーシュー出来る、かな?

ごめんっ!更新遅くなった。

予定通り、スノーシューの下見でフィールドへ出てみたんだけれど・・・

なんか、デジカメのメディアをPCが読み込んでくれないんだよね。
カメラ側では見られるんだけれど??

そんな次第で、わずかにあったスマホ撮り画像。

160122_konsei

160122_yumoto

どっちかっていうと、今回は画像よりも状況が大事だと思うので、文字列でダカダカと。 ”m(。_。)m”

今日は湯滝と、金精の森の一部、源泉、金精道路の様子見。

のっけに出かけた湯滝では、さっそくスタックして動けない車が一台。
今回は助けな~い!( ̄τ ̄)
っていうか、助けられないんだよね。
元々、湯滝の駐車場は傾斜が急で、スタッドレスでも二駆の車だと上がれない事が間々あるんだ。
しかも、こんなにまとめて雪が降ると、除雪が間に合わなくてさ。
四駆なら上がれるんだけれど、引き上げてあげる程の駆動は確保できないんだな。
湯滝の駐車場へ下り始めてしまうと、もう引き返せないので、無理は禁物。

 

続いて出かけた金精の森、が1枚目。
スノーシュー無しで歩くと、膝丈から股まで抜ける。
雪がふってから少したったので、多少はスノーシューが使えるように。
それでも、スノーシュー履いて脛丈くらいまで潜るんだけれどね。

途中、シカのラッセル痕があったので、どのくらい積雪があるかを測ってみたら、80cm弱。
ただ、やっぱりルートを外すと笹がねぇ…

うまく選んで歩けば、歩けない事は無いけれど、あまりオススメは出来ないかなぁ

で、ルートと書いたけれど、いまだコースリボンは結んでいないので、こちらの観点からもオススメはしづらい。
誰か、ルートを知っていて迷わない人と同行する事をお奨めするな。

 

その後出かけた源泉は、湯小屋に雪が積もって、まるで雪の中で生活する小人の村のよう!    だそうだ(^^)

そこから金精道路までの登りは、10人くらい?がスノーシューを履いて歩いたみたいで、ツボ足でも歩ける程度には固まっていた。
2枚目の写真の先、石楠花平方向までラッセルは続いているんだけれど…
10番はどうしたんだろう??

 

と、まぁこんな具合だったので、オイラは現場判断という事にして、日曜日ツアーに行ってきます。 (^^)ノシ

自分が行くので、皆さんを止める気はないんだけれど、上で挙げた理由以外にもオススメ出来ない条件が… (´・~・`)ゞ

① この80cm程は、一気に積もっています。

② ごく小規模・微細ながら幾度かワッフ音を聞いた気がしています。
(雪の中に明確な層があるとは思い難いのだけれど。)

③ なんでもこの土日、また豪雪予報だって??

 

せっかく雪が積もったのに~っっ!!

ぃよぉ~っし!来いっ!!

今日は蓼ノ湖へのスノーシューツアー。二組4名様♪

の予定が、相変わらずの雪無しでキャンセルとなり (ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)

と思いきや、突如入ったご予約で刈込湖へGo!

160110_karikomiko
また雪が減ったなぁ。。。
このままでは、雪が無くなってしまう…

と思っていたら、ようやく来たぁ~~!! ε=(ノ≧∇≦)ノ

Exif_JPEG_PICTURE
1/10 18時頃から湯元降雪♪
頼むから、そろそろ本気で降ってくれよ。
お願いっ 入(^□^;)

 

でも、今日は意外と沢山の人にあったな。
ハイカー4組8名、トレラン2組4名。

そうなんだよ!
この季節にトレランしに来るの!
一応声かけたら、刈込湖へ行くのだと。

「この先に下りの急な階段あるの知ってます?」
『あぁ、そうなんですか。』
「その階段、凍って坂道になってるんですけど、知ってます?
『あぁ、そうなんですか。』

なんで事前に調べてから来ないかなぁ… ◟( ˘•ω•˘ )◞
・・・今の季節にトレランの格好で怪我したら、洒落抜きに死ぬかも知れないのだからね?


さて、これから下りの階段です。ここで装備を整えてから行きましょうね。
あ、ハイカー来たのでちょっと避けて。

「こんにちは。刈込行くんですか?」
『えぇ、そうなんです。』
「(そんな山馴れした感じじゃないなぁ… !!あれはっ!!)その階段、最初の5段はいいけれど、その次の階段を見てから決めた方が良いですよ。」

2minutes

『…止めて帰ります。無理はしません。』
「賢明ですね。ところでその地図、×××に寄って来たんですか?」
『ええ。よくわかりましたね。』
「刈込に行くって伝えました?」
『はい。』
「この階段の事は?」
『特別に何も。たぶん行けるでしょうって言われました。』

(お客様が聞き逃した可能性は否定しない。が、その線は薄いな…)
そうですか。お気をつけて~。

ゴゴゴゴゴ(##^▽^)ノシ ゴゴゴゴゴ

 

だ~~れ~~だ~~~っ!!!
ゴ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ルァ!!

 

今日のお客様、一人は9月から登山を始めた人。
もう一人は、普段殆ど歩かない人。

160110_crampons
二人ともアイゼン付けさせてなお、怖がって腰が引けながら歩いていたんだぞっ!

確かにオイラはスノーブーツで問題なく歩ける。
他にもブーツで歩いている人もいる。
でも、雪というよりも既に氷寄りの坂道だ。

その判断は、現場見なきゃ出来ねぇんじゃねぇのか?
シーズンになってから、一度でも現場を見ての発言なのだろうなぁ?

トレランの人達みたいに調べもしないで行くならまだしも、情報を求めて立ち寄った人に適当な事を告げてどうする。

情報は適切に伝える。
リスクがあるなら、リスクもちゃんと伝える。
情報を使うのは貰った人次第だが、前提情報が雑だったら判断基準にもならんだろうに。

心辺りがある人、ちゃんと考えるように。考えさせるように。
でないと、嫌われ者の鬼が行くぞ

ここも湿原・・・

昨夜突然入ったご依頼で、今日は湯ノ湖→湯滝へ半日ガイド。

160103_usagijima
相変わらず、湯元は雪が無いのだけれど、湯ノ湖の木道は所々に日陰があって、兎島の中はこんな具合。
部分的に、凍結の上に雪が乗っている様な場所もあるから、気を付けてね、と。

160103_usagijimasitugen
そして、ここも湿原なのだけれど…
ただ、周辺にはどこも説明書きが無いからなぁ。
知らず踏み込んでしまった可能性はある。
管理者には報告を入れるとして、とりあえず。

兎島の中には、兎島湿原という小さな湿原があるので、戦場ヶ原同様木道を下りないでねっ!

 

160103_yunoko

今日も湯元は時折の強風で、湯ノ湖の氷がひび割れて岸辺にカランカランと打ち寄せられてましたとさ。

はぁ。。。いい青空だこと。。。 ( ̄Д ̄)=3

さるさるさる~!

昨日のツアーは三度刈込湖へ。

状況は二日前とあまり変わらないので割愛。

今回のお客様は、お子様が動物好きとか。
道中、アニマルトラックしてみたり、シカやクマの話をしてみたり。

でも、なかなか動物って見られないんだよなぁ…

と思っていたら、まさかの猿フィーバー!
行きも帰りも、さるさるさる!

来年が申年だから、張り切ってる?
そんなサルたちの姿をどうぞ。

151230_taguru
笹を手繰り寄せて…

151230_mewokuu
笹の芽を食べまくる。

151230_ohho
ぅおっほ♪

151230_kajiru
木の皮も齧れば…

151230_kinokomusiru
キノコも毟って食べる。

151230_ganduke
何見てんだよ!? 冬を乗り越えるのは大変なんだっ!

 

ただ、今回のサルたち、小峠付近に沢山出没していてさ、距離2mでも逃げないんだわ。
ちょっと良くない兆候かも。

あの辺で休憩する時は、食料に注意してね。


 

さて、今年も残すところあと僅か。
皆さんにとって、どんな一年だったでしょうか。

来る申年が、皆様にとって素晴らしい年となりますように。

では、良いお年を。

今日も今日とて刈込湖

151228_karikomiko
今日も再びガイドで刈込湖へ。
・・・しょうがないじゃん。【他に冬らしい!】っていう景色がなかなか無いのだもの。( ̄へ ̄)

前回は凍結していなかった刈込湖もようやく結氷。(12/25には結氷が始まっていたみたい。)
とはいえ、まだまだ全面結氷には遠く、氷も薄い。

画像左側にある流れ込みの沢もまだ水が止まっていないくらいだしね。

昨日の分の積雪が上乗せされていたけれど、その他のルート状況は然程変わらず。

151228_rindou
旧林道は若干積雪が増えて、約30cm。
ルート上は雪が踏まれて締まっているので、歩くのには支障ないね。

ただ、この先の階段も状況は殆ど変わっていないので、やっぱりとても滑りやすい。
歩くときには十分ご注意を。

151228_turara
小峠には新たな氷柱が。日々様子が変わるなぁ。
ってか、なんか翼っぽくない??

151228_karikomiko2

そうそう!
今日も、小峠からの帰り道で湖目指すっていうカップルと出くわしたのだわ。時刻は14時過ぎ。
ルート状況と日没を伝えたのだけれど、歩きはじめて30分で小峠に着いたらしく…
この速度なら、往復出来ちゃうかもしれないなぁ。

オイラにゃ止める権限も無いので、判断はお任せだけれど、15時過ぎると完全に山陰に陽が入ってしまうので、日没前でも気温は急降下!
午後からの刈込アタックはお奨め出来ないな。
上の画像は12:30の刈込湖だけれど、この時点でさえ半分くらいは日陰。
これより遅くなれば、休憩する場所も当然日陰。日陰は寒いよ~!

ウェアが凍る事だってあるしね。

151228_saru
オマケ。
源泉で水の中に手を突っ込んでは、水中から茎を取り出し貪っていた、来年の干支・おサル。

皆さんは年越しの用意はもう済んだ??
そろそろ仕事納め?
今年も一年お疲れ様でした。
来年も良い年でありますように。(^ー^* )フフ♪

 

・・・オイラは仕事だよっ!!  (゚Д゚)y-~~ ケッ

冬っぽいツアー

先に投稿した『下見』は今日の為!(と、書きかけて力尽きたw)
今日の奥日光は朝から小雪が舞う天気だったけれど、
151219_koyuki歩き出せばなんのその。

リクエスト通りの「冬っぽい景色」。
151219_rindou
誰も歩いたことのない雪道に感動なされば先頭へ。
下見で危険と判断した場所は事前連絡でアイゼンをご用意いただき、安全に。(オイラは長靴だけれどさw)

151219_karikomiko
刈込湖へ着いたらば、吹雪も止んで見事な青空が広がる。
まさにガイド日和!!

小峠付近に戻ったのが13:20頃。
ばったり行きあったご夫婦?に声をかけたら、これから刈込湖を往復するという(´Д`)

帰りは16時頃になるだろうという予想と、日没時刻、この先の積雪量、階段凍結を伝えたら、引き返してくれてホッと一安心。

刈込湖は良い所だけれど、せめて10時頃には湯元をスタートして欲しいなぁ。


151219_tour奥日光そぞろ歩きFB 2015/12/20

刈込湖へ様子見

週末にガイドの依頼が入っているので、久々刈込湖へ。

おかしいなぁ。今12月だよなぁ?
刈込湖
まるで春の様。

小峠までは歩道上に凍結と固まった少々の積雪。
151215_rindou
小峠を過ぎると雪の量が増えて、旧林道で20cm弱。
どちらも踏み痕があるので、通行自体は可能。

注意点が少々。
1.行程中3か所に倒木があります。
151215_kakarigi
(小峠手前小鳥看板付近×1、旧林道×2)いずれも通行可。
2.階段が滑り台です。
151215_kaidan
積もった雪が踏まれて解けて凍って…
軽アイゼンは雪が薄いから邪魔だけれど、靴裏の鋲だとどうかなぁ?チェーンスパイクは岩で傷めそうだし。とっても半端。

今日は暖かくて、行動中にはTシャツに麻の長袖でも汗ばむほど。
でも水辺では風が冷たくて、フリースだと少々肌寒い。

そんな中途半端な今の刈込湖。

151215_turara
小峠の大岩の下には小さな氷柱。
他にも行程中、あちこちでルート上が凍っていて、良く滑る。

・・・

靴底ツルツル
今日がスリッピーだったのは、まさかソールのせいか??
ビブラムでも1年もたないのはどうしたら良いやら。

さ、買い替え買い替えっ!

オマケ。
新種発見ww

151215_sinsyu

と思って、検索かけてみたら、意外とヒットする事に驚いた。

え?オイラが間違えているの??

ここは何度も通って、何度もこの看板の説明をしているのに気づいていなかった。

人間の脳補正って凄いな(笑)

※※※※※ TEST ※※※※※※

代替テキスト

ウィルダネスファーストエイド

先週末はお勉強尽くし!

Exif_JPEG_PICTURE

土日はウィルダネスファーストエイドの泊りがけ講習会。
今までも普通救命講習を毎年受けたり、(失効しちゃったけれど)上級救命をとったりと、【何かあった時】の事は常に考えていた物の、正直心許ない。

なにせ、これらは【救急車が来られる場所で、そこへ引き継ぐ事】が前提。
なのに、湯元でさえ救急車が来るのに20分くらいかかる。

山中であれば、そこから更に救急隊が駆けつけて…

そもそも、携帯電話が通じなかったらどうしよう??

上のウィルダネスというのは、荒野や原野の意。
そこから【医療機関での決定的処置を受けるまでに長時間を要する環境】を想定して考えられた救急プログラムだそう。

日本の救急車の平均到着時間は通報から8分強。
そこから病院へ搬送されると、凡そ40分。
奥日光の場合は、そもそも救急車が来るのに時間がかかる。
紅葉時期なんてなったら、その全域がウィルダネス状況下って奴にあると考えられるわけで。
1449965926045
座学とシミュレーションを繰り返しながら、朝から晩までお勉強。
いやぁ、久しぶりに真面目に勉強したわ(笑)

今回、研修に行ったからって即即何かが出来るわけじゃないし、自身の習熟度を考えれば実践レベルなどとは恥ずかしくてとても言えないけれど、考え方・対処法などはとても勉強になった。
そして、【山の中で何かが起きたら、既に手遅れ。】という以前からの思いをより強く実感。
今後のツアーでは、(今まで以上に危険性も伝えなければならないな)と、心新たにした次第。

で、皆さんに確認。
昔もブログに書いたけれど、ファーストエイドキットって持ってる??

山で発生しそうな捻挫の対処くらいは出来る?

ツアーのお客様にはお話をする事が多いのだけれど、パーティ内で一人怪我をしただけで、帰れなくなる可能性だってあるんだから。
これは、ソロでもパーティでも同じ。
これから冬になると、活動条件がより厳しくなる。
真冬の活動に入る前に、「こんな事が起きたらどうしよう?」って想像してみるだけでも、随分と活動の安全度が変わると思うよ。

楽しく安全に冬を遊びましょ~。

久々、真面目記事でしたw

あ、2枚目はグロ画像じゃないよ。
こんな風にシミュレートをして研修してました、と言う画像。