「ネイチャーガイド」カテゴリーアーカイブ

一日違えば、大違い。

オート先生の写真教室の翌日。
オイラは再び湯ノ湖一周へ。

前日はオイラがガイド役だったけれど、今回は違って、主催者側で同行。
今回の案内役はビジターセンターのスタッフ。
まさに庭とも言うべき湯元と湯ノ湖、湯滝へGo!

次から次へと出て来る資料を見る限り、準備に余念無し。
こりゃぁ、オイラ帰っても良いかな??(笑)
 
せっかく人のガイドが見られるチャンスなので、そんな勿体ない事はしないけれど。

前日にはようやく一輪開花程度だったアズマシャクナゲも、チラホラと開花株が確認できた。
(写真撮影ツアーの時だったら、どう撮ったかなぁ?)などと考えつつトコトコと。

一見見落としがちなカエデの花を紹介してみたり、

セントウソウ

足元の小さな花々を見せてみたり。

フデリンドウ

無論、花だけではなく、

ウグイス
ヒガラ

野鳥や、

動物の話に地形の話。
(知識量は問題なさそうだな。)
と、偉そうに思うOBでしたw

そんなこんなで、前日とはまた違ったガイドツアーとなりましたとさ。

コヨウラクツツジ

今回の個人的ビックリ!はこちら。
いや、花自体はオイラには驚きじゃないのだけれど、花の名前を言ったら、「ああ、瓔珞。なるほど。」
 
え、瓔珞判るんですか???
 

お連れのお客様は、足元に視線を落として。
「あら、榛名山の。」

くぅ~!
これだからたまらない!
人のガイドを見る事も勉強。
お客様からも色々な事を教わって。
 
お客様もガイドも、一日の違いは大きなものなのです。
 
なにせ、今回のガイド役も、元お客様なのだから。
 
大きな一日を積み重ねてきたのだろうなぁ。 


次回の奥日光フラワートレッキングは、5/26の中禅寺湖北岸編。
今年こそ、丁度トウゴクミツバが見頃になっている頃だと思うのだけれど・・・
 
下見に行かないと♪


日光湯元ビジターセンター
 
日光おでかけサロン(フラワートレッキング申込み先)

北岸ツアーのアレコレ

一昨日のガイド中に中禅寺湖北岸で見たアレコレ。

元号またぎのクイズは、ここでした~。

今日明日は尾瀬にお出かけなので、適当にアップしてオシマイ。

入口入ってすぐに、目立たないウスバサイシン
菖蒲から入って程近い見晴らしのアカヤシオ
栃窪では、オオヤマザクラが開きかけ。
熊窪では、なんとトウゴクミツバも!
さらに、ミヤマカラスアゲハが。
光が入って青いオオルリに出会えて、お客様も喜ぶ。
写真が撮れたのは、残念ながらキビタキの後ろ姿。
このあと、ミサゴ2羽が飛ぶ。やられたか。
高速飛翔の小鳥を発見。チドリ系らしい。こんなに速く翔ぶのか

いよいよ開幕!

これも花♪

あれも花♪

たぶん花♪

きっと花♪

今週末から、いよいよフラワートレッキング始まります!
 
湯ノ湖編    5/12、19
中禅寺湖北岸編 5/26、6/2
戦場ヶ原編   6/9、16、23
小田代原編   6/30

また、写真撮影ツアーも実施します!
 
湯ノ湖編  5/18
戦場ヶ原編 6/8

去年までは、フラワートレッキングは土曜日午後、写真撮影ツアーは日曜日午前でしたが、今年は逆。
 
通常参加費は3,000円。
 
で・す・が!
JKNTJ旅連加盟施設ご宿泊の方は、無料!!
 

湯ノ湖ではタカネザクラが開花。
アズマシャクナゲの蕾も膨らみつつあります。
 
申込は前日18時が締切なので、思い立ったら是非ご参加を。
オイラもかなりの確率で現場に立っていますよ~。


申込:日光おでかけサロン
電話:0288-54-2700


フラワートレッキングパンフレット
 
奥日光フラワートレッキング


写真撮影ツアーパンフレット

奥日光写真撮影ツアー 過去ログ

令和最初のツアー

平成最後のツアーがあれば、令和最初のツアーもあるわけで。

湯滝をスタートして、森の中を。
湯滝~小滝の一周は幾度か歩いているとの事だけれど、
道中驚いた顔が幾度も見られて満足満足♪

・・・決してこういうアクションに驚いているわけでは無いと思いたい(笑)
 
湯滝の森を抜けた後は、赤沼を目指してトコトコと。

泉門池まで来たら、「グググ」
おっ!?
 
泉門池に小湿原、ヤツモモウラなどアチコチの水辺から声がしたけれど、一番見やすかったのは、旧カエル池。

もうこのネタが判る人も減ってしまったなぁ。
昔、博物館でゴールデンウィークに半日のカエルウォークというガイドイベントをやっていて、その時の目的地が通称「カエル池」
 
泉門池から南下して最初の湿地なので、池でもなんでもないのだけれど。
 
年々水量が少なくなってきて、カエルの出現頻度が下がっていったのだけれど、今年は久々に大集結。
 
たまたま通りかかった通行人を巻き込みつつ、ガイド展開。

楽しんでもらえたみたいで何より何より♪


え?
オイラの写真があるのはなぜかって?


 
ガイド連絡会の会員が、オイラのガイドを見たいっていうからさ。
まぁ、オイラも過去に色んな人のガイドに潜り込んでいるので、ペイフォワード的な?
 
でも、息子にもネタをまるパクリされてるんだよなぁ。
知的財産権とか無いかいな?(笑)

潜入者:
奥日光ゲストハウス JUN

平成ラストツアー

平成最後の明日は雨予報。
というか、夜半は雪予報の出ている奥日光。
ツアーのご予約が無いので、昨日のツアーが平成最後のツアーになるのかぁ。

平成最後のツアーは、

こんなネタから始まる。
だって、車を停めた駐車場の足元に落ちてるんだもの。
まぁ、春だしねぇ。
 
道中では、

惜しいっ! アカヤシオの開花までもう少し!
でも、ここでこの調子なら、明智平の様子を見に行くのはまだ先で良さそうだな。
勤め先の入口のアカヤシオも、まだ蕾が赤くすらなっていないし。

足元には、ネコノメソウが2種類と、タチツボスミレがこんにちは。

かと思えば、

地表薄くを流れて来た水が、未だに氷柱で残っていたりと、GW前の奥日光らしく、春と冬との端境を楽しみつつ。

上空にはしばしばミサゴが、時に1羽、時に2羽。
ありゃぁ、番だな。

水底からはクロサンショウウオもこんにちは。
今年は春がちょっと寒かったので、まだ卵塊も生まれて間もない感じ。

今回のお客様は団塊世代の女性2名様。
リクエストは、
「半日のツアーで、スニーカーで歩けて、過去に行った戦場ヶ原や西ノ湖じゃない場所。」
 
奥日光フリークのそぞろ読者の皆様は、ガイドをしたコースが判るかな?


古巣に入ったのが平成13年4月。
そこから平成が終わるまでの間に、何本のガイドを実施して、何人のお客様と出会ったのだろう??
組織を跨いでいるから、ちゃんとした数字が無いけれど、多くの方にご利用頂いたのは間違いない。
そんな方々に、ガイドとして育てて頂いたわけで。
 
皆さまから平成の時代に育んで頂いた資産は令和に引継ぎ、またツアーを実施していきたいと思っております。ハイ。

え?回答???
元号跨いでみようかww
 
某サイトでカンニングしてはいけませんよ(笑)

 

二度と撮れない春景色

昨日は夕方に市街地でガイドの会合。

前進してるぞ♪

そんな予定があったものだから、ちょっと早めに行動開始。
そろそろ咲き始めると思うのだけれど…

そろそろ黒髪平で開花をしていそうだけれど、そっちまで歩くのは面倒なので(笑)
いろは坂25カーブでアカヤシオの開花を確認!
標高1200m。
もう間もなく中禅寺湖畔に届くかな?

更に降ると、

剣ヶ峰周辺でも明るい桃色の色彩が。
満開ちょっと手前くらいかなぁ?
以前はここで、

2011年5月5日 駆け上がる春

こんな春らしい写真が撮れたのだけれど、もう撮れないなぁ。

年々崩壊が進んでいて、恐ろしくてもう行けない。

更に標高を下げて、霧降滝へ。

こちらはちょっと盛り過ぎ。
ここの春景色も撮れなくなったなぁ。

2011年4月28日 山王林道開通&実走

2012年頃まではこの景色が撮れていたんだけれど、アカヤシオの前に、木が伸びちゃって、パッと見えなくなってきた。
なんだろうなぁ?
あの花の雰囲気はハンノキ系だと思うけれど。


道中では既にミツバツツジが開花。
と、思いきや。


なんと、ヤマツツジの蕾も綻ぶという。
今年のGWは暖かい予報が出ていたと思うし、またGW終盤にはつつじが丘が見頃になるのかなぁ?

やはり、自然は刻々と変わり、その景色は毎年似てるようで違うから、瞬間瞬間を大事にしないとね。

しかし・・・
開花時期が、過去の傾向と全然合わなくなって来たなぁ。

”Akayasio” Just bloomed!

今日の夕方の東武日光駅前。

アカヤシオが咲きました~!
他の花の様子を見ると、昨日は咲いていなかったんじゃないかと思うんだけれど…
久しぶりに過去データを漁ってみるか。

2008年4月5日 ほぼ満開(以後無し)
2009年4月5日 開花直前 その10日後
2010年、2011年 駅前記録無し。
2012年4月11日 開花目前 およそ半月後
2013年3月31日 開花確認 そこから8日。 
2014年4月7日 開花済み ちなみに4/10
2015年3月31日 開花確認 そして4/7
2016年3月31日 夕刻開花 4/13
2017年4月7日 朝開花確認 4/15
2018年3月28日 開花済み この年は4/6
 
2016年はタイムラグがあったけれど、大体駅前でアカヤシオの開花を確認してから、10日に満たず街中の桜が見頃になってるのか。
日光植物園の桜ガイドツアーが始まるよりも早く、見頃になりそうな・・・?
 
昨日から、ミズバショウツアーが始まっているので、本当は行きたかったんだけれど、昨日も今日も研修会に出ていたので、動けなかったんだよね。
でも、今日のミズバショウ観察ツアー、60人近くも参加者がいたんだそうな。
今頃丁度見頃だろうしなぁ。

え?研修会ってなんだったかって?
タイトルで想像がつきそうな気もするけれど・・・

日光市と環境省とで講師を招いてくれて、市内のガイド向け英語研修会。
講師のM’s Englishの馬上千恵さんは、通訳案内士で、森林インストラクターで、ネイチャーガイドでもあり、etc。
 
小テスト的な現場での英語説明はノリで押し切ってしまったけれど、文法とかあったもんじゃない(苦笑)
でも、中学3年生レベルの英単語で作られたガイド文章とか見せられちゃうと、意味が通じるくらいなら、なんとかできるんじゃないかとか思えてしまう。
 
実はこれに先立ち、栃木県のガイド向け英語研修会なんてのにも参加していたりして。
 
冬に雪の少ないスノーシューツアーやったアメリカの団体さんが夏にも来るらしいし、海外のお客様増えてるし。
ちっとばかし努力してみますかねぇ。


日光植物園

M’s English

気温差27℃!?

今朝は久々に戦場ヶ原に霧氷が。

射し込む陽光を受けて、キラキラと煌めいて。
マクロレンズ持っていなかったんだよねぇ・・・(´・Д・`)
暖かい日が増えて来たから、そろそろ最後かなぁ?


湯ノ湖もまだまだ冬の様相の様に思えるけれど、

氷が開いて、兎島よりも南側にかなりの空間が出来るように。
流氷の季節が訪れるのも、もうすぐかもね。

ちなみに、湯滝レストハウスのライブカメラで気温を確認してみたら…

今朝は零下10度だってさ!
 
そして、明日は最高気温17℃予報。
 
明日は奥日光じゃなくて、大宮駅にいるんだけれどさ。
 
明日はDCキャンペーンの一環で、大宮駅でPR活動を行うのさ。
オイラもそこに行って・・・
 
イベントブースでネイチャーガイドとして奥日光トークするんだってさ。
12:15~ と、14:15~ の各回15分だったかな?
 
と、タカタカしている今現在、そのプログラムは完成していないという(苦笑
 
いや、これはこれでPR活動だから!
 
日光&奥日光からは博物館も小枝の鉛筆づくりでブースを出して、他には鬼怒川&川治、湯西側&川俣&奥鬼怒と、広域日光からPRに行きますので、お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
 
・・・花粉凄そうだなぁ (´;ω;`)

13年越しの再会

昨日は雪上探検。
オイラはガイド部門チーフと、金精の森班を担当。

ちょっと雪は少ないけれど、青空から一瞬の雪の結晶、また青空と素晴らしいお天気に恵まれた一日になりました。

そして、今日。
午後半日&明日の一日刈込湖ツアーの御申込みが入っていたので…

刈込湖に行くという事は、蓼ノ湖は今日は使えない。
さぁて・・・

と、モフモフスノーシューツアーをしている間に、突如動きを変えるオイラ。

ツアー中にも関わらず叫び声をあげる。


今を遡ること13年前の雪上探検ツアー。
出戻りのオイラは、金精の森のサブスタッフとして同行していた。

中央の人が指し示す足元には・・・

あれから幾度金精の森を歩けども、見つからない。
時折(気のせいか?勘違い??)とも思うけれど、写真を見返すとやはり金精の森を歩いている。
今更場所を聞けないし・・・

日光二荒山神社 白根山神社遥拝所

み・つ・け・た~~~!!!!

奉納 昭和31年8月15日 中宮祠林業株式会社

今まであやふやだったサブスタッフ当時のコース記憶が朧げながら蘇る。
なるほどねぇ。

こういう今は忘れられてしまったような史跡、他にも無いかなぁ?

最速リピーター

昨日は1日のスノーシューガイドのご依頼が入っていたのだけれど・・・
 
雪が無いっ!!
湯元界隈で、今の半端な積雪量で1日コースを組むのはちょっと難しい。
が、他のコースはそもそもスノーシューを使える状態になってない。
オイラのツアーは初めてのお客様だし、勝手がわからない。
どうしよう・・・( ̄Д ̄)

お客様がご到着になって打ち合わせをしてみたら、
「スノーシューにはこだわってないです。むしろ、スノーシュー使わない場所の方が。」

・・・これはこれで選択肢が乏しい。
どうすんべ?
 
最終的に、

行っちゃいました、庵滝。

行けちゃいました、ツボ足で。

一応、みんなでスノーシューを背負っていたんだけれど、途中までは行きたいラインにトレースがついていたので、(らっき~♪)
 
ところが、終盤オイラのあまり行きたくない方にトレースが向かい始め・・・
歩きつつ考える。

この方向は、水沢を少なくとも2回は渡らないとならない奴だ。
できれば踏みかえたいけれど、お客様はスノーシューを履きたくない。
ここまで帰ってくる人とすれ違っているけれど、道中には他のトレースは無し。
つまり、少なくてもどちらかは行ける。踏み跡の状態から、おそらくどちらも行けると思うけれど・・・片方はこの先どこで降りても落差が大きい。
こっちのトレースの先は傾斜がなだらかで、水の幅も狭かったはず。

案の定、水沢が見えてる場所を渡ってた。

そんなこんなで、ツボ足庵滝ツアーも無事おしまい。
宿に戻って一息入れていたら、ご参加のお客様から、

「明日、予定空いてます?」

やったね!!\(^o^)/

というわけで、今日。
スノーシューは使わない条件は変わらず、今度は半日ツアー。
前日の会話の中で、普段は菖蒲スタートでカヤックをしているとの情報入手!
ならばっ!

阿世潟なんていかがでしょう?

立木の飛沫氷や、

氷のオブジェを眺めたり、

改修が終わったばかりのイタリア大使館別荘や英国大使館別荘(今年は4/2再開らしい)の話をしたり、

足跡の残らない不思議砂浜wで遊んだりして、その帰り道。

リス~~♪

くぅ、枝かぶり(T^T)

という二日間でした。
初日ツアーの翌日にはすでに次のツアーという、オイラ史上最速のリピーター様でした♪
しかも、ツアーを目的にして宿泊してくださったという、二重に嬉しいお知らせ♪♪


にしても、雪が無い。

月末には庵滝ツアーをもう一本やるから(参加者募集中)、それまでにスノーシューで歩けるようになっていて欲しいなぁ。