「ネイチャーガイド」カテゴリーアーカイブ

春来る・・・のか?

昨日と今日は元々スノーシューのガイド予定。
だったのだけれど、スノーシューというよりも、雪解けが早くて、残雪トレッキングな感じ。

なもので、今日は予定を変更して、戦場ヶ原へ。
今回は、湯川沿いの凍結がちょっと怖いので、光徳入口からエントリー。

入口付近はまだ雪が多くて、気温が上がると、ちょっとズブるかもなぁ。

ただ、木道まで来てしまえば、どこかしら溶けているので歩くのにはさほど支障なし。

久しぶりの北戦場。

雪の溶けた足元には、去年の残りのツルコケモモ。

・・・スズランテープを食ってしまったか。
雪解けも進んできたから、活動を再開しますかねぇ。

湯川沿いでは、巣材運びに一生懸命なカワガラスを見て、ミソサザイのさえずり聞いて、赤沼に向かう途中にキレンジャクを見て。
すれ違った方からベニヒワの写真を見せてもらうも、今日は出会えず。

昨日の湯元にはホオジロがいたから、もしかしたら戦場にもいるかな?とか思っていたけれど、こちらも今日は出会えず。

中禅寺の国道沿いではマンサクが見頃を迎えていたり、

竜頭滝の近くや北戦場ではケヤマハンノキが開花(というのか?)したり、

金精道路の除雪が始まったりと、日々春要素が増加中。

・・・とかって思っていたら、来週の天気予報にはまたも雪マーク。

三寒四温とはよく言ったものだ。

 

庵滝BeforeAfter

ようやく、久々の更新。

昨日はガイドのご依頼で庵滝へ。

あまりに暖かく、体感温度としては10度越え。
午前中はまだしも、昼を過ぎたら雪がグズグズに。

そんな中でのツアーだったので・・・

 

到着時の庵滝。

昼食を食べてる途中の庵滝。

劇的ビフォーアフター。
何が変わったかわかるよね?

落ちて来た氷柱はこんなサイズ。

ちなみにオイラ達が到着するちょっと前に、主瀑がベッキリ音を立てたのだとか。

こちらが先月15日の庵滝。
オイラにしては珍しいお客様との集合写真。

変化の仕方がわかるかなぁ?

ちなみにちなみに。

滝裏へと向かうルートには、こんなものが。
暖かくなると、凍って膨張した水で割れて、それが凍結により固定されていた岩が緩んで剥落、なんてことも起きやすくなる。

 

最近暖かかったので、なんと1002号線沿いにも

雪崩の痕跡が。

この辺を考えると、今シーズンの氷瀑庵滝ツアーは、昨日が最後だったろうな。

なんせ、今日の奥日光は昼頃から雨が降って来ていたし。

・・・3/18までは取りあえずガイドのご依頼が入っているので、なんとかまた雪が降って欲しいのだけれど・・・

突然ですが、ラジオ出演

なかなか更新が出来ていなくて申し訳ない m(_ _)m

週末はガイド6発で嬉しい悲鳴。

なんだけれど、最近まともに雪が降って無いんだよねぇ。

なので、どこへ行っても雪が固くて・・・
特に金精の森の下の方は、面で踏み固められていて、ガッチガチ!
トレースが沢山ありすぎて、ルートリボンを結んであるのに、分かりづらいほど。

オイラが湯元拠点じゃなければ、光徳辺りに行って遊ぶのになぁ。
なんでみんな湯元なんだろう?

まぁ、クロカンコースを壊さないようにしなきゃならないし、スノーシュー用にはコース取っていないから、地形判断できないと、遊べないのだろうけれど。

明日も庵滝のツアーなんだけれど、間違いなくトレースはガチガチ。
まぁ、移動しやすいから良しと、自分を納得させるか。

で、オイラってば、そんなガイドの最中にラジオ出演する事に。
小田代辺りなら、まだ電波が取れるはずなので、その辺で電話待ち。

そんなこんなで、撮ったはいいけど使えなかった湯元の花火の写真。

今年は湯元の街中も凄い人の数。
湖尻も沢山の人がいたなぁ。
どうして今年は、あんなに凄かったんだろう?


および、ラジオ用に様子を見に行った氷彫刻の会場。

ひしゃげたのがあるけれど、まだ大丈夫そう。

今年は欠落などが出ていなくて、中身は無事。

最優秀の作品も、その造形の美しさがまだまだ楽しめる♪


おっと。
ラジオ番組は、栃木放送の

「どーも!嶋均三です」内、「旅、行くけ?」。
大体、10時5分頃からの10分弱だって。

どーも!嶋均三です

栃木放送

 

オンタイムで聞けない人は、radikoで聞ける・・・はず?

雪灯里、点灯したよ~!

つい先ほど、雪灯里を点灯しました。

今年は凡そ500個のミニかまくら。
例年の様に色が切り替わらないのだけれど、同時に複数の色が楽しめるのが今年の特徴かな?

雪灯里は2/15まで。
そして明日は花火!
・・・なのだけれど、ちょっと天候が怪しげ・・・

天候が怪しげだったので、明日の午前に行う予定だったツアーが、お客様のご希望で急遽今日の午後に前倒し。

天候にも助けられ、お客様の感想は
「大満足です!」

やったね♪

いつもの場所は、こんな具合に雪が殆どないので、スノーシューの人はガードレール際を歩くしかないかな。。。

しかし、金精の森の入口の雪が固くなった。。。
そろそろまた、ドカンと雪が降って欲しいなぁ。

明日は午後ガイドなんだけれど、天候どんなもんだろう??

庵滝と氷瀑ツアー

6連続フィールドワークは、今日でおしまい。
刈込湖ツアー下見、庵滝ツアー下見、半日蓼ノ湖ツアー、一日刈込湖ツアー、一日庵滝ツアー、半日金精の森ツアー。

写真は色々あるけれど、とりあえずは昨日のツアー、行ってみようか?

前日刈込湖ツアーへと出かけたお客様の中から、
超がつくヘビーリピーターさん3名様を庵滝へとご案内。

しかし、タフだなぁ(笑)

 

先が長いので、前半の小田代まではツボ足移動。

太郎山が綺麗ですねぇ。
写真、撮れました?
じゃ、次行きま~す。次に止まるのは小田代。

素晴らしい青空、女峰も見えていますねぇ。
連山、撮れました?
じゃ、サクッと次行きま~す。

おぉ、オイラが行きたいラインにメイントレースがある。
土曜日に最初に入った人が、【解ってる】人だったみたい。
最短最適なライン取り。
目的地に行けそうだ♪

ちなみに下見の時は、ずっと沢の中をウロウロと歩いていて、水が流れている沢を4回?横断、水の流れる沢の真横にトレースという、【解っていない】人がとったルートだった。

 

てな具合で庵滝に到着~。

見事な青い洞窟は健在なれど、例年よりちょっと氷の付きが悪い?

あと、下見の時よりも氷の亀裂が広がった様な?
この日も滝を眺めている間に、バキって音が響いたし。

お~い、そろそろ行きますよ~!
『今までは序の口。お昼食べてからが本番です。』

は?

というわけで、本日のサプライズ目的地~。
名もなき氷瀑。

ほら、タイトルよく見て。
庵滝氷瀑ツアーでしょ? (^皿^)

せっかくスノーシュー履いてるんだし、トレースチェイサーには出来ない楽しみを満喫して帰りましょう(笑)

って、一人増えてるww


今回ツアーとしては初めて使った場所だけれど、ちょっとハードだったかなぁ。
ヘビリピさん達が少々お疲れっぽかったし。
と言いながらも、最後に絶叫滑り台で遊ぶわけだがw

そして、後から追い上げて来たお馴染みさんは、まだまだ元気に走り回っていらしたけれど(笑)

ツアーご参加の皆さま、今回の目的地の氷瀑を地図でちゃんと確認しておいてくださいね。
今までのツアーを思い出せば、場所の特定ができるはずですから。

 

ん? 場所がどこかって?
オイラがそんなん書くわけないじゃん。( ̄τ ̄)

ただでさえ、庵滝に来るのに、【初見なのにアイゼンしかない】、とか、【来た事ないけど地形図も持ってないとか】、そんなのがゾロゾロ来てるんだもの。

だって、自分で歩く気無いでしょ? この人達。
そんなんで来る場所じゃないんだよ。

観光資源の掘り起こしと、利用者の棲み分けは別の話さ。
事故でも起こされたらたまらんよ。

3/7スノーシュー

今日の湯元は、

木々に雪が乗り、ちょっと珍しい景色。
雪は軽いのだけれど、気温も暖かめだったので、スノーシューをしてると、爪に雪が溜まる。

そうです。
今日もスノーシューで、ツアーへGo。

ツアーのヘビーリピーター様が、お友達を連れて来て下さったのだけれど、昨日お知らせした特急運休の影響で、ご到着がやや遅れて2時にスタート。

この時間でなんとファーストトラック♪

ご依頼は蓼ノ湖。

今回の追加積雪は10cmくらいだったのだけれど、その下の雪面が固くて、少し滑りやすかったな。

小規模ながらも、蓼ノ湖の西側には表層雪崩の痕。
傾斜地へ行く時には、ちょっと気を付けた方が良さそう。

これで7連続スノーシューの3日目が終了。

明日は刈込で、明後日は庵、その後は…貸切でどこにしようかなぁ?

数えてみたら、今月は14本のツアー。
しかも、8割方が貸切ツアー。
いょ~し、頑張るぞ~。

しかし、土日は早くから埋まったなぁ。
なんだなんだ?今年はどうしたんだ???

グリーンシーズンもこんな具合なら、ガイドだけでも生活ができる・・・かなぁ?

 


あ。
3月はまだ土日も受けられるよ~。

奥日光スノーシューツアー

ただいま奥日光→スノーシューツアー

しばらく奥日光を空けていて、今日からお仕事復帰。

留守中に、「首都圏に大雪」だとか、「大寒波」だとか、「日本海側豪雪」なんて言う情報が入ってきたので、関係各所を覗いてみるも、情報に乏しい。。。

きっとFB上ではアレヤコレヤと情報が飛び交っていたのだろうけれど、欲しい情報は見つからず。

(まぁ、騒がないって事は、【他所がどうであっても、日光奥日光としては平常運転で騒ぐほどじゃない】って事か・・・(=Д=) )

と、久方ぶりの奥日光。

うむ。
街中路面は雪が無く、いろはの12カーブぐらいから路面に雪が出始め、中禅寺付近はやや多めの新雪。
が、戦場・湯元は爆発的な積雪増加は無し、と。
ほぼほぼ、予想通りだ。


で、復帰最初のお仕事は・・・

蓼ノ湖までのスノーシューガイド♪

源泉から上がって、

湯元を見下ろして、

蓼ノ湖を往復。

7●歳の方もご参加だったけれど、滑り台やらスペシャルスイーツやら、色々とお楽しみ頂けたみたい♪

オイラが時折計った所では、氷の層の上に20cm強って感じだったけれど、昨日あたりはもう少し積もっていたんだって?
で、2枚目写真を見る限り、言う程冷え込みがなかったんだろうかなぁ?

そんな寒波の中でも、湯元では雪まつりの準備が続き・・・

氷彫刻を入れるカマクラが完成。
氷彫刻展示まで、あと3日!


ん?不在の期間、何していたかって?
・・・気が向いたら番外編に追加するかも??

久々に冬の湯川沿い、に大集結。

昨日は久々の湯川沿いの歩道を歩く。

道中の小滝は、岩壁部分が凍り付き、なかなかいい感じ。

川面の氷の造形とか、

時折姿を見せるリスだとか。

さぁ、どこにリスがいるでしょーかっ?(汗)

で、泉門池まで行って、皆でご飯。

 

・・・みんな?

いつもお馴染み黄色のヤッケ(!?)の日光自然博物館

この前③つけていた、ビジターセンターに

自然計画に三本松茶屋とNPV、そして関係各所の皆さま。

 

夏にはお馴染みのこのコース、実は、冬はあんまりオススメ出来ないんだよね・・・

道の大半は60cm幅くらいの木道2本なんだけれど、部分的にやたら高いし、その木道が雪に埋まって見えないし、見えない部分を踏み抜くし。

そもそも、湯滝の茶屋横の入口やら、小滝の横やら、小田代橋やらと、所々の階段が雪で埋まってただの坂道。

そして、このコースは周りの森から一段下がった場所にあるので、日差しが当たりづらい。

結果、雪を踏まれた歩道がアチコチ凍る、と。

 

そんな冬の現状を、地域のガイドがご紹介。
そんな主旨の集まりでした。
関係の皆々様、お疲れ様でした。
ありがとうございました。

帰りは、↑であげた問題点の無い場所を歩いて帰る。

いやぁ、この看板見たの、久しぶりだなぁ。

湯川沿いの歩道が冬は危ないという共通認識を得られたことと、森を使用する事自体は問題無しとのお墨付きを頂けたのが、大きな収穫♪

リボンなんかを付けられるかどうかはまた別の話だけれど、足がかりくらいには…なったらいいなぁ。


そして、今回歩いた前半戦は・・・次に寒気が入るとおそらく凶悪な道になる。

だってさぁ、今日も奥日光雨だったんだよ?

いやはや、困ったもんだ。
週明けにはまた雪模様なんて予報だけれど、なかなか天気が安定しないなぁ。


そして、この投稿からしばらく更新が止まるのであった。。。

奥日光公認スノーシューコースOPEN!

奥日光スノーシューファンの皆さま、お待たせしましたっ!

湯元温泉周辺スノーシューコース、いよいよOPENです!

良く冷えて、お天気にも恵まれた今日、地域有志で集まって、各コースのリボン付けへ。

オイラは、湯元の源泉(①番)から登り、

金精道路との交点(②番)を経て、

 

小峠(③番)までの、小峠コースを担当。

年末の記事でもちょっと書いたけれど、今年から小峠~兎島間の林道ルートがコースから除外されたので、今回のリボン付けはここまで。

まぁ、こんなお天気の日にただ往復するわけもなく(笑)

ちょこっと足を延ばして、湯ノ湖を見下ろし。

ここ最近の寒さで蓼ノ湖も、普段は凍っていない範囲も結氷して、その上を乾雪が風に舞う。

その湖畔では、なりかけのフロストフラワーと並んで、開放された霜柱がニョキニョキ。

おっと?
この足跡は…

ハントに成功したっぽい。
厳しい冬の生存競争を覗き見。

小峠直下の急坂では、

サクサクっと上がって、横から冷やかすw

ただ、その足元はこんな感じ。
上部は昨日一昨日の雪、その下に3㎝ほどの氷の層。
そこを踏み抜くと、柔らかい雪。

いやぁ、ようやく遊び放題の冬が来たね♪


真面目な話としては、

このコースは日光市が、地域の冬季活性の為に正規に借り受けてくれたコース。
多くの人が安全に利用できるように、毎年ルートリボンの設置や、パトロールなどが行われています。
リボン付けに際しても、安全には配慮をしていますが、ご利用の際は事故・怪我の無いようにご注意ください。

今回参加したのは、
自然公園財団(≒日光湯元ビジターセンター
日光自然博物館
自然計画
三本松茶屋
日光パークボランティア
奥日光小西ホテル

日光自然ガイド連絡会ともかなり重複している感じ。
日程が合わないこともあるから、そこは仕方がないけれど、地域のガイドって、「そこで金を稼ぐだけ」じゃダメだと思うんだよな。やっぱり。

ってなことを前にも書いたっけ(苦笑)
・・・今度こそ! 定着してくれぇ~。させてくれぇ~。


コース概況、湯元周辺スノーシューマップ
日光湯元ビジターセンター スノーシューコース

戦場ヶ原でスノーシューツアー


オイラにしては珍しく、昨日のツアーは戦場ヶ原・小田代原へ。

正直、スノーシューとしてはどうかなぁ?って感じだったのさ。

だって、雪の量がさぁ。。。(赤沼~小田代)

スノーシューで遊びまわるには、(小田代西側歩道)

全然足りない。(北戦場)

というか、そもそも戦場も小田代も、例えスノーシューが出来る積雪量であったとしても、夏道以外は歩けないからさ。

じゃぁ、なんで戦場ヶ原かって?

だってお客様が、「昨日は蓼ノ湖から小峠まで行って遊んできたから、今日は戦場ヶ原で。」って仰るんだもの。

お話を聞いていると、普段から山歩きはなさっているものの、ちょっと冬の活動は不慣れかなぁ?と思ったので、その辺フォローしつつ。

冬のお約束・動物の足跡も、オイラには3~5分程のネタに。

 


多少の風はあったけれど、日差しが出ていて暖かかったからね♪

今回のツアー中の注意点は4つ。

1.折れた樹木に注意。
小田代歩道の竜頭分岐⇒小田代方面へ3分程。
冬なので、あまり通行に支障はないと思うけれど、ご注意。

2.積雪不足に注意。
上でも写真を載せたように、森の中もまだ雪が足りなくて、ルートからちょっと外れると、笹を踏み抜きます。

3.蓼ノ湖周辺、道迷い注意。
ツアー参加のお客様情報では、蓼ノ湖周辺に沢山の足跡があるそう。
特に、蓼ノ湖北西に伸びる沢の方に、トレースが付いていたそうで。
湯元周辺のリボン付けは、多分12日過ぎだと思うので、自信の無い人は行かない事。

4.ラーメンの残り汁に注意。
小田代原の展望台で、
「飲み切れない」
「足元に捨てておけば良いよ」的な会話が。
小田代北の出口付近にも、雪にコーヒーを撒いたような痕が。
後から来た人は気分悪いし、野生動物にも悪影響が出そう。
冬に暖かい物が食べたい気持ちはわかるけれど、捨てなくても良い事を考えてくださいね。


さぁて、次回のツアーは、と。
関係者向け、リボン付けツアーかな(笑)

2月はかなり予約が入って来てるけれど、今年は何組の方をご案内出来るかなぁ?

奥日光スノーシューツアー