「滝」カテゴリーアーカイブ

いや、おかしいからっ!

鱒、ガイド、鱒と来たあとは、再びガイド。

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西ノ湖の水位も随分と減少。
もう少し減れば、西ヶ浜にまっすぐ行けるようになるなぁ。

本日の行先は

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カクレ滝。ガイドで来るのは久しぶり。

道中で、10日から二週間くらい前?のクマ剥ぎを見つけて説明をしていたら、奥様がちょっと怖そうに。

冗談半分で、真新しいクマハギが近くにあったりして・・・
なんて事を言っていたら。

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ホントにあったww

このクマハギの周囲にも真新しいものが沢山。

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場所はこの辺。

ええ。おかしな所を歩いていますとも。

だって・・・
お客様のリクエストがさ、『白神や屋久島など色々とガイド付きで歩いて来ている。半日で行けて、ガイドがいないと歩けない、景色のいいところへ連れて行ってほしい』だったんだもの。

結構な無理ゲーww
だから、ガイドがいないと歩けない様にルート取りをしていたのさ(^皿^)

その結果、『いやぁ、大変楽しかった!』ってコメントを頂きました[E:scissors]
ガイドツアーを経験したことのあるお客様って、オイラのお客様の中では珍しいから、これでも結構緊張したのさ。

そんなこんなで赤沼に戻ってくると、
「今日、昼ごろに戦場ヶ原の湯川沿いでクマが出たってさ。」

近くにいた某家族連れ。
「え~っ!! まさにその頃そこを歩いていたんです!! あぁ~っ残念っ!!」

いや、その反応はおかしいからっ!!

他に最近の熊情報は・・・と。
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うぁぁ~~っ!! 惜しいっ!!

マス掴み取り、中日。

鱒の掴み取り、初日と3日目のレポはあれども中日が無い。
その日はガイドに出ていたもんでさ。

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キオンが見頃になったなぁ。

そぞろ読者の方なら、この画でお気づきの方もいるとは思うけど、

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行先は庵滝。
・・・滝の写真を撮ってなかった・・・
これは今回のオヤツ。滝冷やしゼリー。
滝に到着早々、まずやったのがゼリーを水に放り込むことという(笑)

お客様が滝裏に行ったりして遊んでいる30分くらいあると、適度に冷えていい感じ。

一日ツアーだと、こんな遊びをすることも出来る。

滝の写真は取らなかったけど、デジカメにはこんな写真が。

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滝裏のダイモンジソウ

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滝下のクロクモソウ。

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道中でお客様が見つけたクロイロコウガイビル。
こいつらって、どのくらいまでなら切断しても復活するんだろう??

今年は、8/26にもご予約を頂いているし、あと2回くらいはツアーで行きそうだな。

Side A

8月3日(金)
古巣からの協力要請で、学校ガイド。
湯滝~遊覧船乗り場までの昼込み4.5h.
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ちょっと早めに11:30頃から青木橋の袂でお昼を食べて、時間設定としてはいささか厳しかったものの、クリア~♪
終了後、時間に余裕があったので、ザックから標本を取り出し子供らを構う。
夕方は用があったので、定時+1.5くらいで退勤。

8月4日(土)
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朝から赤岩滝ガイド。
今回は珍しいこと尽くめ。
参加者が7名ってのも珍しいし、7名のうち4名をリアルに知っていて、且つ関係性が・・・
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赤がリアル、青がバーチャル。何故にこんなことに(笑)

今回の参加者のうちお一人は、オイラが過去にご案内した中でも最高齢に近い。
御年なんと79歳!!
しかし、見よ!
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このカットの入ったふくらはぎ。 逞しい御御足を!!
いやぁ、年齢で判断しちゃいけないねぇ。

今回は赤岩滝の直前で、「下れない・・・」って方がいて慌ててロープを利用。
一発で沢山の瘤を作ろうとして失敗。
ウーム・・・使わない知識は忘れる。
ロープワークを復習しておかねば。。。

最近雨が降らなかったので、渡渉箇所の水量は落ちて、ミドルカットのブーツ+スパッツでも渡れていた。

F様(笑)目線。

8月5日(日)
赤岩滝ご参加のお客様からリクエストを頂き、
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戦場・小田代エコツアーを催行。

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こんなものを観察したりしながら、前日とは打って変わってスローペース。
連日のご参加、ありがとうございました♪

8月6日(月)
オイラのお客様の中で最古参の方からのリクエスト。
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ずいぶん前からのご予約で、庵滝へ。
日帰り参加の方も1名追加で、天候は若干崩れたものの無事催行。
帰りは時間があったので、小田代へ寄り道。
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木道上にいたミヤマクワガタちゃんと、

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可愛い~[E:heart04]
ウダイカンバの葉っぱとともに地面に落ちていた。
現場ではわからず調べてみると、キイロモモブトハバチの幼虫みたい。
栃木県のRDBによれば奥日光は古い記録があるだけみたいだけど、以前も見かけたことがあるような?? 

戻って18時から、レクチャーとこの日はフル稼働。

レクチャーを終えてロビーで仕事をしていると、レクチャーの席にいらしていたお客様同士の会話。
「成程。あんな利用の仕方は考えてもいなかった。」
[E:happy01][E:scissors]

8月7日(火)
前日のお客様&7歳の子連れ親子をご案内して、
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西ノ湖から千手ヶ浜へ。

虫好きの男の子だったのに、アカハナカミキリとスジグロシロチョウ、ザトウムシくらいしか近くに現れず[E:down]
6日みたいなのがゲストで出てくれれば良かったのだけど、この日のゲストは別物。
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足元を這っていたヤマカガシ。

ま、帰りの低公害バスはオイラの隣がいいっ!って言ってくれたから、楽しんでくれたんだろう♪
Child First ってやつだ[E:wink]

8月8日(水)
再び西ノ湖~千手へご夫婦をご案内。
お申込み頂いた時の奥さま曰く、
「主人が釣りをする間、一人で歩いているのだけど、同じ場所ばかりで最近飽きてきてしまって。。。」
こんな風に、申込の理由が解るとガイドのイメージが完成する事も多い。

夏のこのコースは、終盤のイケマ、咲きかけのシロヨメナとマルバダケブキ、
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見頃なのはキオンくらいと、花は少なめ。
ただハイキングをしていると、もしかしたら面白みの少ないコースなのかも知れない。
そんな時こそ、オイラ達の腕の見せ所っ!![E:good]

前日のガイド中に頂いたご質問をネタに昇華しつつ、ガイド終了。
ツアー中、楽しげなお二人の掛け合いの中で聞こえる『へぇ~!』とか、『あれも!?』とかとか♪
今後歩くときに、同じ場所でも森の見え方が変わっていたらいいなぁ。

開始前(定価)と終了後(宿泊者半額)に、「こんなに安くてホントに良いの?」
これって、オイラのガイドが値段以上の価値だったって事で良いのかな??
こんな言葉がもっと聴けるようになると良いな♪
頑張んなきゃっ!

昔、星の観察会をやらなければならなくなった時に、とある方にかけて頂いた言葉。

「べー太さんね。ガイドなんてのは、ただ指し示す指であれば良いんですよ。」

当時は、
『そんな、気楽な事を言わんで下さいよ。こっちは出来るかどうか不安でたまらないんですから。』
なんて返してしまったけれど、最近になってその言葉の意味が少し解ってきた気がする[E:flair]
・・・気のせいかもしれないけれど[E:sweat02]

皆々様。

ありがとうございましたっ♪

庵滝ツアーもやるのです。

そんなわけで。
って続ける気でいたのに、間が空いちゃった(苦笑)

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8/4予定の赤岩滝に続いて、8/6に予定している庵滝ツアーの下見。

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オイラのカメラの限界、1/8000だとこんな感じ。
ドウドウと落ちる滝の飛沫が凄い!

前回はモデルさん達と一緒だったけど、今回は一人。
一人は一人で良い事があるのだけどね。

かんじ~ざいぼ~さつぎょ~じんh・・・ ふぅ (*´▽`*)

一人なら気分次第でこんな事も。
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足を伸ばして、緑滝。
今年はここも水量が多くて、いい感じだなぁ。

さて、問題はだ。
こっからどう帰るか…

あ・・・

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落ちた・・・
水侵入用の靴じゃないから気を付けてたのに・・・

この靴もつま先がつるっつるになっちゃったもんなぁ。
グリップしないや[E:coldsweats01]

途中で出会った子たち。

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ヤマドリ(多分若様)

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ヒメヤマ、可愛いっ[E:heart04]

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でも、一体はやたらと真新しいクマハギが多い[E:sweat02]

どうしよっかなぁ。。。
オイラ、クマ鈴嫌いなんだけどなぁ[E:bell][E:ng]
むぅ[E:catface]

Cool Max

なんてタイトルを思いついたものの、(そういやぁそんな素材があったげな。)なんて横道に思考が逸れたり。

最近は奥日光も暑いもので、頭の中が湧いているのかも。
なんと日中で26度もありやがる。

こんなこと言うと、下界の人々には怒られるどころか石でも投げられかねないが、それでもやはり暑いものは暑い。
ハイランダーには夏が天敵[E:sweat02]

そんな時は水辺に逃げるが吉。
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オイラの体感で、おそらく奥日光で最も涼しい場所はここ、湯滝。
半袖でいると肌寒くすら感じる事がある。

最近は水量が少ないので、一時話題になった御不動様の姿は見られないけど、
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代わりに
お茶屋さんにこんなものがお目見え。
その名も不動饅頭とか。
ヨモギと黒糖とプレーンな小麦の3種で各120円。
油で揚げてアツアツにすると200円だってさ。

ここで鮎の塩焼き食べたり、稚鮎の天ぷらとか食べながら、真昼間っからビールかっ喰らったりしたら最高だろうねぇ[E:beer]

でも仕事中に飲むわけにもいかないので。

湯元に移動して
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栃木の地ラムネ とちおとめ 200円
ちゃんとビー玉で栓をしたラムネって久しぶりだなぁ…とか油断して開けたら、ブッシュ~~っ!!

支配人代理に「へたくそっ」って笑われた[E:pout]

いいもん。
利用者が少ないって嘆いていたミニソフトクリームクーポンの宣伝しようと思っていたけど、知らないもん。
夕方には湖畔を渡る涼やかな風に吹かれて生ビール、ホテルまで歩いて帰れちゃうからバッチリだね♪
なんて事も書こうと思ったけど書かないもん。

ふ~んだ。

赤岩滝 モデル ツアー

8月4日に赤岩滝のツアー予定が入っている。
今年は水量が全体的に多めだから、早めに見に行って・・・)
と思いながらも踏ん切りがつかずにいたのだけど、ようやく昨日行ってきました!

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見事な夏空♪

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ガイドさん(笑)の案内で、目指せ赤岩滝!!

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赤岩滝に行くためには、この滝を越えねばならないのです!

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なかなか良い滝でしょう?
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赤岩滝直下で、最後の渡渉。
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流石に身軽ですなぁ、ガイドさん。

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滝の左岸へ。

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赤岩滝の雄大さが伝わるかしら?

いやぁ、やっぱモデルがいると良いね。
モデルがいるといないとでは雰囲気がまるで違う。

オイラが宿の人ではなく、観光専門とかガイド専門だったら、宣材用に各所への無料ツアーとか組むんだけどなぁ。

モデルの皆様、ご協力ありがとうございました♪
・・・自然な様子を撮ろうと思ったけど、もうチョイポージングの指示を出せば良かったかなぁ?
さて、次はどこへ行きましょうかね??
是非また宣材写真収集にご協力の程を m(_ _)m

ちなみに。
モデルさん達、見た目は山ガールっぽいけど・・・
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120717_tosyou2_2
中身は逞しいのですww

で、最初の渡渉地点の水深がこれくらいなので、相応の準備と覚悟をしていきましょう!

決して草履とか舐めた格好で行かない様に。

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って、オイっ!![E:punch]

真面目な記事は以前に書いているので、赤岩滝へ行きたい方は必ずそちらをご覧くださいね。
ネタはネタ。誤解の無いように。

赤岩滝に行きたいか~っ!?

お知らせ色々

いやぁ、一昨日に投稿するつもりが…
昨日の情報も入ったので、併せてお知らせ。

1.霧降かくれ三滝の橋流出。
2.中禅寺湖北岸の倒木
3.二荒山神社宝刀展と鍛錬式
4.クマレクチャー
5.小田代橋工事とヘリ輸送

1.霧降かくれ三滝の橋流出
一昨日に、霧降高原園地まで行っていたんだけど、そこのセンターハウスで
『「ハイカーから土砂崩れが出ています」っていう情報が寄せられてました。』
え!? 土砂崩れ!?
そういえば、霧降川にかかる橋が無くなっているという情報も、ガイド連絡会の連絡網にも来ていたっけ。
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場所としてはこんな感じ。
霧降滝から隠れ三滝を目指すと、最初に杉林の中をずっと下って行くんだけど、ここの橋が流されちゃっているみたい。
120712_hasi_ryuusyutu
で、貰った土砂崩れの情報は▲地点で、その下流側にももう一か所あったそうな。
霧降三滝入口のバス停から進めば、流れた橋も土砂崩れもパス出来るはず。
緑の線は地形図に載っていないけど、ハイキングコース。
7/12時点の情報がはじめのいっぽブログにあるので、そちらをチェック。
上の写真もいっぽさんからの貰い物。

2.中禅寺湖北岸の倒木
こっちは博物館情報
菖蒲ヶ浜~千手ヶ浜間に倒木が出ている様子。
こちらは今日処理に入る予定だそうだし、現状でも通行自体は可能だって。
小田代にも水がすぐに溜まっちゃうし、土中の水分が飽和状態なんだろうね。
傾斜地の移動は気を付けてね。

3.二荒山神社宝刀展と鍛錬式
Photo
今週末から、二荒山神社中宮祠の宝物館で宝刀展が開催されるんだって。
で、今週末の7/14、15、16の三連休中には、奉納刀鍛錬式が行われるそう。
この奉納刀鍛錬式を行う刀匠・宮入法廣氏、人間国宝間違いなしと言われる程凄い人らしい。
刀の鍛錬とか、個人的にもとても興味があるんだけど…
3日間ともガイド予定なんだよなぁ…
鍛錬式の時間は、各日ともに10:00、14:00.
詳しくは二荒山神社の特設サイトへ。

ちなみに…ある年齢層の男の子だと、別の観点から喜ぶかも。
某少年漫画で主人公が振るう祢々切丸って、ここの御神刀。
まぁ、本物は全長≒3.4m、重量22㎏なんで、人の手で振るうなんてとても無理だけど(笑)
他にも、国宝やら重要文化財の刀、山頂からの祭祀遺物などが祀られているので、歴史好きにはたまらない宝物館。

4.クマレクチャー
今度は自然系。
よくハイカーから、「この辺って熊が出るんですか!?怖~いっ!!」って聞かれるんだけど、逆だよ。人間が出てるんだ。
まぁ、そう聞きたくなる気持ちも解らないではないのだけど…
怖がる前に、きちんと知ってみる事から始めたらどうだろう?

7/21 13:30~14:30 日光湯元ビジターセンターにて。
講師:鳥獣管理士 小川知可子 氏
参加費:無料

5.小田代橋工事とヘリ輸送
最後は、戦場ヶ原歩道の工事情報。
以前にお知らせはしてあるけれど、現在工事中。
一応、川沿いの歩道工事は終わって、これから小田代橋の架け替え工事が始まります。
それに伴って、三本松駐車場の利用規制、ヘリによる搬入・搬出、橋付近の数分間の通行止めなどがあるそうです。
詳しくはビジターセンターサイトブログへ。

って辺りで、うわっ、昼休が終わるっ!!

べー太、噴泉塔を訪ねる。-前篇-

5月の末、湯沢の噴泉塔に行ってきたので、その時のレポ。
日光国立公園内なんだけど、微妙に番外編。

昔の地図(2005年以前くらい?)がお手元にあれば、並行して読んでいくと解るかも?
それ以降の地図の場合は、後篇を待つべし。

何故と言えば、今回の開始地点は
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手白沢温泉。

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現在は、通行不能で廃道。
最近の地図にはルートさえ書かれていません。

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今回は、ルートを知っている方が特別に案内して下さるという事で行くことが出来た次第です。

ではスタート!!

と言っても、スタート時点ではオイラも甘く見ていた。
『廃道っていっても、2005年の地図には載っているんだし、トレースはあるでしょ♪』
実際にトレースははっきりしたのがついていたんだ。

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新助沢まではね。

それ以降と言えば…
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只今、ルート上です。

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ただいま、ルート上です。

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タダイマ、ルートジョウデス。

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ナウシカチックww

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手白峠に到着。
標識はボロボロ。赤い吸い殻入れが無かったら、下手したら見落とすかもなぁ。
古い地図には、見晴らしがあるような事が書いてあるけど、そんなん無い。

峠から湯沢への道は…
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ただいまるーとじょうです

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ただいま…
ちなみに、坊主頭が背負ってるのはオイラのザック。
なにか、オイラのザックの中身に興味津々だったので背負わせてみたww
冬のガイド中はもっと重いんだぞ?

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只今、以下略

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ただいm

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沢を横断するように道があったはずなのに、崩れてただの崩壊地(汗)

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ようやくたどり着いた落ち着けそうな場所。
でも、ガイドさん曰く。
「私、ここで迷ったことあります。」
・・・すっげーわかる。
こういう場所は地形が目印にならないから、進行方向が判りづらいんだよね。

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足元に転がっていたヒミズの死骸についていたカニムシ(初見)。
想像以上にデカかった。

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こっちも初見。
多分、キイロスッポンタケ。
みんなして臭いかぎまくり。
どんな臭いかって?
 
漢字が【匂い】じゃないあたりで察しておくれ。

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途中で遊んだりはしていたものの、歩き始めて3時間。
湯沢の上流到着。

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ここの渡渉で、早速長靴浸水者が発生。

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突如現れる温泉湧出地。

ここから急な斜面を下って、川を飛び越し・・・

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湯沢の噴泉塔に到着~~!!
画面右側1/4、高さ中央辺りに噴泉塔はある。

120530_hunsentou
これが湯沢の噴泉塔。
高さは…70㎝くらいかなぁ?

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噴泉塔の足元を見ると、こんな風に温泉の熱水が噴出している場所がある。
よくよく見ると、ミニ噴泉塔が出来かけ。

この噴泉塔は何かという看板があるので、説明はそちらの文字起こしで。

湯沢噴泉塔
噴泉塔は、明治41年(1908年)に渡辺渡氏が、今は廃鉱となっている西沢金山探しの時に発見したもので、岩盤から94℃の熱湯が噴き出し、温泉の中に含まれる炭酸カルシウムなどの温泉沈殿物で長い期間をかけて三角錐の小塔を作ったものであり、現在活動中のものは世界でただ一つです。泉質は含土類石膏食塩水で硫化水素のにおいがする。
こうした噴出物の堆積するものは、その類少なく学術上貴重な資料として、大正11年3月8日に国の天然記念物として指定された。
村人の話によると、この塔の先端をいたずらして折って持ち帰ったり傷つけたりすると、山の神の怒りにふれてその人が、けがをしたり急に大雨が降るといわれている。
栗山村

と、まぁこんな具合に天然記念物なわけですよ。
なので、カテゴリーも【文化・芸術】に。
天然記念物って、文化財保護法で指定されるんで、文化庁の管轄下なのよ?

これを地図で見て、ソロで行ったのは…今から7年位前?

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『あれだけ硫黄がついているなら、滝壺の水と相まって適温じゃね?』とか入浴を試みたっけかなぁ…

単に、冷たい水だったけど(T^T)

その時に行ったのは、別ルート。
それはそれで後篇へ。

念の為、最後に書いておくけれど。
今回の手白沢温泉~手白峠~噴泉塔間は、既に廃道。
案内なしでは遭難の危険があるので、行っちゃダメ[E:ng]

目立つモノ、目立たぬモノ

前回の戦場ヶ原訪問から1週間。

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ワタスゲも随分と目立つようになってきて、痩果もフワフワな柔らかさが感じられる見た目に。

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前回、遠方で確認したヒメシャクナゲ。
おっかしいなぁ?
去年も見たから、この場所を探していたのに、なんで前回気付かなかったんだろう??
こんなに目立つのになぁ…

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今年はズミの蕾が随分と目立つ。
ズミの木全体が、遠景でも赤味を帯びて見える感じ?
蕾が殆ど無い個体もあるけど、付きの良い方が多いかなぁ。
結構膨らんできたから、気の早いのだと週明け頃には開花するんじゃないかなぁ?
・・・って事は、千手や西ノ湖の様子見に行かないとマズくない!?

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片や、咲いているのに目立たないメギ。
知っているから開花が確認出来るけど、メギという木を知らないと気付かず通り過ぎるだろうな。

今年目立つと言えば、クロミノウグイスカグラ。
戦場ヶ原のアチコチ、木道の近くにまで沢山の花が・・・
あれ?写真撮らなかったっけ??

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そんな戦場ヶ原の枯れ枝の先で囀るホオアカ。
今の季節は、野鳥の姿も目立つけど、そろそろ探しづらくなるかも。

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ねぼすけのミズナラも目を覚ましたみたい。

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一面の新緑に包まれるまで、あと少し。


泉門池ではトウゴクミツバが綺麗。

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小田代まで足を延ばせば、美しいシラカバとカラマツの新緑。

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足元で咲き誇る可憐なツボスミレ。

120604_sakurasumire
スミレの女王とも称されるサクラスミレは、花も大きく色も濃く、非常に目立つ。
はずなんだけど、実際はさほどでも。
近場にはあまり咲いていないので、気付かない人も多いのだろうな。
一度気付くと、その周辺に随分沢山咲いているのが目につくようになると思うのだけど。

120604_komiyamakatabami
昨日は日差しがあったので、よく目に付いたコミヤマカタバミ。
天気が悪いと萎んじゃうので、目立たない。

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エンレイソウに比べれば白い内花被が目立つはずだけど、何気なく歩いていると見落としてしまうのがミヤマエンレイソウ。

対して、良く目立つのは
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オオウバユリ(笑)

他にも、セントウソウにイワセントウソウ、ヒメイチゲの実、未熟なカラマツボックリ、飛び始めたヤマキマダラヒカゲetc

目立つモノ、目立たないモノと色々あるけど、是非キョロキョロしながら歩いてみてくださいな。

まぁ、今のこのタイミングでトウゴクミツバツツジに目を奪われる気持ちはわかるんだけどね。

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いやいや、滝壺付近にこんなに咲いていたっけ??

120604_ryuuzutaki_yoko
上から1/3くらいの場所などは手前に、対岸にと実に見事。
昨日はほぼ独り占めだったからな♪

撮りに行ったのは、夕方というか夜?
オイラにとっては、この時間の撮影が好都合。
オイラ、NDフィルター持ってないから、光量が少ない時の方がミツバは綺麗に撮れる。

それに何より。

こんな目立つモノを見ずに済むのが嬉しい♪

Which do you like?

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トウゴクミツバと竜頭滝がお好み?

120601_kegontaki
新緑とトウゴクミツバ、そしてシロヤシオの華厳滝?

120601_nantai
日光らしく、男体山がお好み?

120601_sirane
未だ残雪の白根山?

120601_mituba_siro
艶やかなトウゴクミツバツツジと、清かなシロヤシオ。
どちらがお好み?

ミツバが好きなら竜頭滝や湯ノ湖は兎島の北側の入江、あるいは高山西側。
中禅寺湖畔はきっとそろそろおしまい。
でも、熊窪あたりならヤマツツジも咲き始めているかも?
湯ノ湖はシャクナゲも綺麗だし。

竜頭滝のミツバツツジは、今日で六分咲き程度。
とはいえ、蕾はどれも今にも綻びんばかりなので、見頃と言っても支障が無いほど。

シロヤシオなら、明智トンネルの上。
アカヤシオの頃に人気だけれど、今の季節も素晴らしい。
標高的には1300~1400mあたり?

土曜日はお天気もとりあえずは大丈夫そう。
さて、どちらを狙ってどこに行きましょ?

(コメント頂いた皆々様、コメント返しもう少々お待ちを m(_ _)m)