『べー太、大内宿を行く』
死蔵ネタだったんだけど。
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去年の12月、チョビッとお出かけしていたんだ。
こんなん食べに(笑)
ネギが箸代りってんで、結構有名だよね?
お蕎麦自体も美味しかったけど、やっぱこのインパクトがww
お店の中はこんな感じ。
席に着くと、目の前の囲炉裏に火を入れてくれて、なかなか雰囲気もよろし。
この集落の一番奥には、こんな急な階段があって、ここを登ると…
集落が一望の下に。
ちょうど和服の若いカップルが歩いていて、まるでタイムスリップしたような感じだったなぁ。
行った先は御存知の方も多々あろう、大内宿。
オフシーズンだったって事もあって、閉まっているお店も多かったっけ。
なんだけど、入口には大きな駐車場があって、観光の車はそこ以外に駐車場なし。
駐車場は当然の事ながら、有料。
ここは基本的に、わずか1km程のメインストリートのみ。
近くに小さな神社があったくらいかな?
ま、基本的にはな~~~~んも無いのよ。
茅葺屋根の集落がある、たたそれだけの場所。
でも、オイラはここでプラプラ半日近く過ごしていたんだ。
今年は行けなかったけれど、冬にもう一度来たいって思ったな。
グリーンシーズンにも行ってみたいと思った。
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何が言いたいかって??
この僅か1km程の、茅葺屋根しか無い集落に、大きな駐車場が必要なんだ。
観光客が年間100万人だってさ。
凄いなぁ…と思ってさ。
江戸初期からの宿場町、その風情が残っているから観光客もわざわざ来るんだろうけれど、凄いと思うのは、この街並みを残してるってことさ。
聞けば、元々観光目的で保存していたわけじゃないってんだから・・・
なかなか生活は大変だと思うんだ。
現代の暮らし向きとはずいぶん違うし。
でも、その甲斐あって現在でも宿場の景観が残されているし、それを目当ての観光客が増える。
集落の入口に掲げられたこの看板、これがその象徴なんじゃないかな。
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この前、ちょっとした打合せに出て思ったのさ。
違うなぁ…って。
地域として、この先どうするのか。
地域として、どう人を呼ぶのか。
地域として、どう売っていくのか。
地域として、その為に何を残し何を捨てるのか。
地域として、それをまとめ上げられるのかどうか。
てんでバラバラに動いていてもラチがあかない。
誰かがやってくれるとか、誰かに任せればいいとか、そういう話じゃないぜ?
きっと。
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こんな事言うと、『何も分からない余所者が』とか言われんだけど、観光地が相手にするのはその『余所者』なんだけどねぇ?
町に人が歩いていないって言うけどさ。
本当に街を歩いて欲しいと思っている?
街を歩かせようとしている?
どうやったら街を歩いてもらえるか、自分で歩いてみたことある?
来訪者のニーズが見えている?
自分がここを訪れたなら、って考える?
他所の観光地に出かけて、「やっぱオラがとこさが一番だ」とかって思ったりしてない?
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地域なりの苦労があるのは、欠片くらいは分かるつもりだけど、それでもこんな風に感じてしまうのは何故だろうなぁ…
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まとまりも無いし、いろんな意味で黒い記事ww
こんな黒さが続いたらゴメン。