「遊歩道」カテゴリーアーカイブ

戦場ヶ原開通と、熊騒動私見

書かなきゃならない溜まっている記事その1.

昨日の小田代原、実はついでだったり。
本当は、昨日通行止めの解除が為された戦場ヶ原歩道の確認に行っていたのさ。

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こちら赤沼側入り口。

121023_odasirobunki
こちら、泉門池の南側、小田代と赤沼の分岐点。
左が赤沼への道、右が小田代への道。

そして、赤沼の木道入口や、この左側の道は15時になると
121023_hodouhuusa
こうなる。

この日の戦場ヶ原は生憎のお天気だったけど、

121023_yukawa
湯川沿いのカラマツが綺麗に黄葉しているし、

121023_senjougahara
この感じなら・・・
陽射しさえ射せば、こんな景色になるはず!

ただ、前回も書いたように上のバリケードは15時になると閉じられるので、自分の移動時間を考慮したうえでどうぞ。(コースタイムで1時間を所用)

なんてな具合で、開通直後の無人の戦場ヶ原を歩いて、ついでに小田代へ向かっていたわけだ。

そして、オイラがそんな事をやっている間に、赤沼のお茶屋さんに来客があったそうで。
なんと、件の熊に襲われた御仁。

これより先は、オイラが書かなくてもいい記事その1。

今回の事故に関して、各所からの情報や新聞などのメディア発表などを見てみると…
1発生場所…小田代だったり、青木橋だったり。
2事故時の人数…一人だったり、夫婦連れだったり。
3受傷者の行動…鴨の写真を撮っていたなんて情報があったり。
4クマの出現…木道脇のブッシュから突然現れていたり。
5受傷内容…これは同じか。噛まれた場所が顔とか手とかだったけど。
6鈴の有無…クマよけ鈴をつけていたっていう情報も。

実際の事故内容
1.赤沼から300m程の地点を
2.一人で木道を歩いていた所、
3.突然湯川にいた鴨が10羽程飛び立ち、何事かと顔を向けると、
4.対岸から湯川を横断してクマが走ってきて、
5.驚き転倒したところを圧し掛かられ噛まれた。
6.当時、クマよけ鈴はつけていなかった。

事故後の対処
遊歩道の通行規制
猟友会により2頭の雄熊を駆除(新聞発表)

書かなくてもいい記事その2.(これは書いてもいいか。)

今回はたまたま受傷者ご本人が戻ってきて説明をしてくださったので、正確な状況がわかったけど、その前は本当に情報がグチャグチャ。
虚実が入り混じって、情報として使いづらいったら。

そして、本当の情報が無いと、その後の対策も取りづらいと思うんだけどなぁ・・・

以前も書いたけど、こうした時の情報の伝達の仕組みを作り直す必要があるんじゃないかしら?

書かなくてもいい記事その3.

一般的に言われているクマの習性からも、オイラの経験上も、4が理解しづらい。
対岸まで15~20m程離れているあたりで、人慣れしたクマであるという情報も来たし、その可能性も考慮して駆除になったのだと思うんだけど…
人慣れしているのだとしたら、うまく言えないけど法則性とか、目撃情報の内容がもうちょっと違ってきそうな気がするんだけどなぁ?

で、鴨を撮っていたなんて話があったから、フラッシュに反応したのではないかと思ったけど、本当に歩いていただけみたいなので、この可能性も消えた。

オイラが他に思いつくのは、周辺で目撃されている親仔熊くらいしかないんだよなぁ。
でも親仔だとすると、成獣は・・・

書かなくてもいい記事その4.

今回週末に通行止めになったでしょ?
そうしたら、「せっかく歩きに来たのに、なんで歩けないんだっ!!」って人が結構いたんだってさ。

・・・通してやりゃ良いのに。
ただし、何があっても自分の責任って承諾させてさ。
でも、この手の人は「もっと強く止めてくれればこっちだって考えを変えたのに!注意喚起義務を怠ったのが悪いのだから保証しろ!」とかって言いそうだよなぁ。

だいたい、クマの行動考えれば、戦場ヶ原の木道部より周辺のミズナラ林の方がよっぽど遭遇の可能性が高いと思うのに、規制が無ければ安全だと思えるのがまた理解できない。
危険って自分で感知・判断するもんでしょ?

前から何度も言ってるけど、奥日光はその全域がクマの生息域なんだって。
事故の時のニュース動画でも、「こんな所にまでクマがいるなんて」みたいなコメントがあったけど、『こんな山奥にまで人がいる』んだって。
その辺も踏まえて利用するのが、自然公園の利用なんじゃないかとオイラは思うのだけどなぁ。
自然公園に来るのに、自然を排除しなきゃ許されないなんて、エゴイスティックで変な考え方だと思わない?

書かなくてもいい記事その5

今回の対処を見ると、11月30日まで通行規制。
・・・冬籠り待ち?
2頭が駆除をされたけど、地域から根絶するわけにはいかない。
やっぱり、地域としてクマが生息するエリアだという取組を推進していくのが良いと思うなぁ。

当事者の方は大変だっただろうなぁ、とか、観光地での管理としては妥当だろうなぁ、とか、管理者が苦労しているなぁ、とか、まだ受難は続くのだろうなぁ、とかはまた全然別の話。

タイトルにあるでしょ?
これはオイラが勝手に思っている事さ。

真面目系な記事は、
この記事の末尾にまとめてあるので、そちらをご参考に。

戦場ヶ原歩道、クマ関連規制変更

クマの事故発生後通行止めとなっていた戦場ヶ原歩道に関して、以下文書が届きました。
121022_kumakisei
全面的に通行止めであった歩道が、日中の時間に限り通行可能となります。

戦場ヶ原の通行規制は、次の通り。

  • 立入規制区間:赤沼の木道入口から小田代分岐間(規制変わらず)
  • 規制期間:平成24年10月23日より11月30日まで
  • 通行可能時間:午前9時から午後3時まで。
  • 特記事項:バリケードが設置され、当該時間に開閉を行う為、通行可能時間内に、規制区域から出る事。
  • 特記事項:当該区間でクマの目撃があった場合に、急遽封鎖の可能性がある

以上です。

早い話が、9時から3時までの間しか戦場ヶ原のメインルートは通行できない。
その時間以外は立ち入りが禁止されるので、午後2:30頃から歩こうとかしてもダメ。
(規制区間を通り抜けるのに、コースタイムで1時間を所要。)
突然立ち入り規制がかかるかも知れないので、行程には余裕を持つこと。

って辺りかな?

オイラだけじゃ信用できなきゃ、こっちやこっちもどうぞ。

ん?泉門池まで??
湯滝側から小田代は行けるんじゃなかったっけ??
・・・明日確認しま~す。
=>通行可能です

戦場ヶ原でクマ事故

既にニュースなどでご存知の方も多いかと思いますが、本日早朝、戦場ヶ原自然研究路上でハイカーとツキノワグマとの事故が発生しました。

その事故を受け、現在同歩道は通行止めとなっています。

出先からの投稿の為地図等添付出来ません。
詳細はビジターセンターブログ(右側ツールバーにリンクあり)をご確認下さい。

続報が入りました。
10月20日~22日の間、戦場ヶ原歩道の赤沼分岐~小田代分岐が通行止めとなるそうです。

詳細並びに地図はビジターセンターブログをご覧ください。
(2012/10/19_12:44_モブログ投稿 20:23_追記)

2012 切刈の紅葉 その2

そんな次第で混んでいるのは判り切っているので、今日はお出かけ無し。

そして、その1を作ったのでその2。

121013_karikomiko
あれ? あんまり変わってない気が…
肉眼で見ると進んでいるのが判るんだけどなぁ?

ん~・・・ f(=へ=;)
いいや、適当に貼り付け。

121009_sugihira
下見の時からたっぷりあったスギヒラちゃん。
・・・沢っ山あったのに、なんとも残念

121013_kirikomiko
見る機会の少ない切込湖の様子。
今は水量が少ないので、湖は二つ。

121013_hirohakatura
小峠下のヒロハカツラはもう少しでまっ黄っ黄。

121013_sannoutouge
山王峠はベニサラサドウダンの赤が綺麗。

そして、
121013_nobitaki
ノビタキがまだいた。
・・・ノビタキだよな??

121013_sannnoutouge
・・・
ここにダブルの木道を通すくらいならっ!!

121013_koutokutoilet
右下の看板に注目!!

・・・バリアフリーってなんだろうね?

以上、作ったはいいけど処理に困った2012年切刈紅葉シリーズでした。
余計なタイトルつけなきゃ良かった[E:down]

2012 切刈の紅葉 その1

本当は、初霜初氷後の10/9、竜頭滝の色づきが進んだか比較用画像でも…
と思っていたけど、博物館の紅葉アルバムに掲載されていたからいいや(笑)

さて、そんな次第で使おうとしていたネタを捨てたので急遽本日分へ切り替え。

今の切刈方面の紅葉状況を端的に示す画像2枚。

121009_karikomi_tate
1.刈込湖

121009_karenuma_tate
2.涸沼

刈込湖畔の紅葉は、ピークまでもうちょっと。
やっぱり冷え込みが遅かったからかな。

涸沼はカラマツはまだ早くて、山王帽子はかなり色が進んでる。

121009_sannoubousi
右下隅に見える白いラインが山王峠のガードレール。
山王林道は峠付近なら紅葉見頃って感じじゃないかな?

さて、他にもネタはあるのだけど、明日もガイドだし眠いので、オシマイ。

あぁ、忘れてた。
切込湖から涸沼方向に5分程度進んだ場所に
121009_kakarigi
こんな風なかかり木が。(写真は涸沼方向から撮影)

121009_kakarigi_setten   
接点がこんなものしか無いので、通行時は一応ご注意を。
って言っても。
接点部分は生木だし、オイラが引っ張ったり、蹴ったりしても折れないんで当面心配無いと思うけどね。

って感じで、ホントにオシマイ。

旨味

台風が直撃する前に、関係機関とチラっと打合せ。
午後に戦場ヶ原のガイドが入っているし、職務上(ホテル付きガイド)としては自社に宿泊する学校向けに情報を伝える必要があるから、戦場ヶ原へ行きたいのだけど…

ガイドの依頼者が現場を見て判断する必要があるだろうし、それぞれの所管なんかを考えると、オイラは菖蒲ヶ浜~千手~西ノ湖担当だな。
なんて感じになっていたので、菖蒲に車を入れていざ出発!!

と思いきや。
「中禅寺湖の北側は管理者が入るそうだから。で西ノ湖~千手は他に出せそう。他はアレでコレで。。。」[E:mobilephone]

…ん~。。。(=益=)
じゃぁ、別にオイラ行かなくても良いかなぁ?
でも、せっかく来たし地域的には主要な歩道は押えてしまいたいよなぁ。。。

と、そんなこんなで高山だったわけですよ。

そして、これが携帯の酷い画像で投稿したヒロハカツラ。
121001_hirohakatura
下を通れるし、オイラが引っ張っても千切れなかったので、すぐすぐ落ちてくることは無いと思う。

他に、尾根線上に
121001_kutiki
コメツガ?の朽木が一本(尾根に出てすぐくらい)

121001_namaki
と、ウラジロモミの生木が倒れているのは

121001_gps
初めてこのGPS看板が役に立ったなww

この3本を除いては、落ちている枝などは多かったけど異常無し。
この三本も通行には問題が無いので、とりあえずOK。

このコースをこの時期に歩いても景観は然程開けないし、情報収集役としては旨味があまりないので、

121001_odasiro
もしかしたら溜まっているかも?と小田代まで足を伸ばしてみる。

121001_kusamomiji
夏がカラカラだったせいか水が溜まる事も無く。
一応、赤が発色し始めたのかな?
気温があまり下がらないけど、草紅葉を見るならこの週末くらいかなぁ?
その頃だと、竜頭が色づくにはまだ早いと思うし、ピーク時程は渋滞をしないと思うんだ。
それを過ぎてしまえば、今度は紅葉渋滞に嵌って草紅葉どころではなくなりそうな気も。

他のコース状況は、VCのブログ博物館のブログとにそれぞれまとめられています。
まとめを作らなくていいって、楽だなぁ。
危険性があるのは、④の戦場ヶ原のかかり木くらいかなぁ?

その他画像s

121001_ringokenmon1
山頂にいたカラフル毛虫。
見るからに触りたくない感じなのだけど…

120929_ringokenmon
こんな写真もあったりするww
この子はリンゴケンモンの幼虫。
見た目は毒々しいけれど害は無い。
けど、これとそっくりで毒のあるモンシロドクガというのがいるそうなので、無暗に手に乗せたりしない方が良いよね。

先のハンノケンモンといい、ケンモンの仲間は毛毛毛が多いのかしら??

121001_dakekanba
1002号へ降る途中。
ダケカンバの古木が綺麗に紅葉して(笑)

雨後のせいか、キノコもあちこち。

121001_masutake
赤味が目立つマスタケ。

121001_sangoharitake
分岐が美しいサンゴハリタケ。

121001_benitengutake
おぉ? ベニテングタケ!?
・・・旨味が凝縮されているらしいじゃないか・・・( ̄¬ ̄)
か、傘だけだったらもしかしたら。。。(¬¬)

そうそう。
切刈歩道も然程問題が無かったらしいよ。

木道化されちゃった…

そんなこんなで、小田代やら竜頭やら戦場やらと紅葉情報を求めて歩いていた一昨日。

小田代北ゲートへ近づくと…
120928_koujityuu
ファンシーな看板がww

確かに小田代の木道上にネコが通った痕があったのだけど、工事情報入ってないよなぁ?と思いつつ進めば、

120928_odasirokita_3
こんなに立派な木道が[E:sweat02]

ん~・・・ f(=へ=)
この区間でシングル木道かぁ[E:gawk]

木道が敷かれていると、『木道を降りちゃいけない[E:ng]』的な感じになってしまうし、あまり好きじゃないんだけどなぁ。

それに、この区間は結構通行量が多くて、修学旅行の団体も通る場所。
その条件下でここにシングル木道を通されるとチョット厳しいのだけど。。。
利用実態を知っているのかしら?
オイラじゃなくても良いから、現場を歩いている関係機関にでもヒアリングしてくれれば解る事だと思うんだけどなぁ。

しかも、一本道の区間が長いのに退避する場所も無かったり、広葉樹林下なのだけど雨天用の滑り止め処理がされていなかったり…

120928_odasirokita_4
併せて、エロージョン(浸食)の深い所は土留めの柵をして土を入れてあったけど、なぜに横一本なんだ??
ここは傾斜によって浸食を受けているんだから、せめてコの字型にしなければ、結局土が流れてハードルになるのがオチだと思うんだけど。

120928_odasirokita_1
それに、どうせ土留めの柵とか入れるなら、真ん中の泥濘も軽く処置しておいてくれれば、左側の巻道の植生を復元させることが出来るのに・・・

とかとか、利用者視点としては色々と言いたい事はあるんだけど、小田代北のゲート付近から泉門池間の半分くらいに木道が敷設されました。

今回の敷設で、年配やチビッコには通りづらかった
120928_odasirokita_6
分岐の段差や、

120928_odasirokita_5
ここの段差も解消されたし、

120928_odasirokita_2
大雨が降ると川になっていた区間も木道が出来たので、利用しやすくなった側面もあるのだけれどね。
(リンク先2枚目の奥に横たわっている木の根が画像右側に映っているのと同じもの)

で、兼ねてより工事が進められていた小田代橋(泉門池北~光徳分岐間の橋)も完成し、
120929_odasirobasi
新しい橋が通行可能に。
まだ古い木道の撤去なんかが残っているので、工事は続いているけどね。

で、で。
そんな泉門池周辺の木道沿いが、ただ今こんな景色に。
120928_izumiyado
クリックして画像を拡大してもらうと、左側の木の枝が折れているのが判るはず。

120928_kumadana_otieda
この時期恒例、クマダナでございます。

そして、クマダナの下にこんなドングリの欠片が沢山落ちていたのだけど、
120928_kiyou
ツキノワグマって、もしかして想像以上に器用??

歩道から確認できる範囲で、泉門池周辺にとりあえず2か所。
これから沢山溜め込む季節だと思うので、早朝や夕方の散策の際は気を付けてね。

あぁ、台風が直撃だぁ~。
歩道情報は、判明次第順次情報が上がっていくと思うので、かならず情報を確認して動くようにして下さいね。

小滝下にスズメバチがいるよ〜。

小滝下にスズメバチがいるよ〜。
小滝下にスズメバチがいるよ〜。
小滝下にスズメバチがいるよ〜。
小滝の下流、徒歩1〜2分。
07年の土砂崩れの場所。
川沿いに半分埋まった木の根際にスズメバチが出入り中。
管理者へは連絡が行ってるそうなので早目に対処されるとは思うけど、通行時には注意を。
ん〜、やっぱ携帯でこのサイズのスズメバチを撮りに行くとドキドキするなぁ(笑)

お知らせ色々

いやぁ、一昨日に投稿するつもりが…
昨日の情報も入ったので、併せてお知らせ。

1.霧降かくれ三滝の橋流出。
2.中禅寺湖北岸の倒木
3.二荒山神社宝刀展と鍛錬式
4.クマレクチャー
5.小田代橋工事とヘリ輸送

1.霧降かくれ三滝の橋流出
一昨日に、霧降高原園地まで行っていたんだけど、そこのセンターハウスで
『「ハイカーから土砂崩れが出ています」っていう情報が寄せられてました。』
え!? 土砂崩れ!?
そういえば、霧降川にかかる橋が無くなっているという情報も、ガイド連絡会の連絡網にも来ていたっけ。
120708_santaki_tizu
場所としてはこんな感じ。
霧降滝から隠れ三滝を目指すと、最初に杉林の中をずっと下って行くんだけど、ここの橋が流されちゃっているみたい。
120712_hasi_ryuusyutu
で、貰った土砂崩れの情報は▲地点で、その下流側にももう一か所あったそうな。
霧降三滝入口のバス停から進めば、流れた橋も土砂崩れもパス出来るはず。
緑の線は地形図に載っていないけど、ハイキングコース。
7/12時点の情報がはじめのいっぽブログにあるので、そちらをチェック。
上の写真もいっぽさんからの貰い物。

2.中禅寺湖北岸の倒木
こっちは博物館情報
菖蒲ヶ浜~千手ヶ浜間に倒木が出ている様子。
こちらは今日処理に入る予定だそうだし、現状でも通行自体は可能だって。
小田代にも水がすぐに溜まっちゃうし、土中の水分が飽和状態なんだろうね。
傾斜地の移動は気を付けてね。

3.二荒山神社宝刀展と鍛錬式
Photo
今週末から、二荒山神社中宮祠の宝物館で宝刀展が開催されるんだって。
で、今週末の7/14、15、16の三連休中には、奉納刀鍛錬式が行われるそう。
この奉納刀鍛錬式を行う刀匠・宮入法廣氏、人間国宝間違いなしと言われる程凄い人らしい。
刀の鍛錬とか、個人的にもとても興味があるんだけど…
3日間ともガイド予定なんだよなぁ…
鍛錬式の時間は、各日ともに10:00、14:00.
詳しくは二荒山神社の特設サイトへ。

ちなみに…ある年齢層の男の子だと、別の観点から喜ぶかも。
某少年漫画で主人公が振るう祢々切丸って、ここの御神刀。
まぁ、本物は全長≒3.4m、重量22㎏なんで、人の手で振るうなんてとても無理だけど(笑)
他にも、国宝やら重要文化財の刀、山頂からの祭祀遺物などが祀られているので、歴史好きにはたまらない宝物館。

4.クマレクチャー
今度は自然系。
よくハイカーから、「この辺って熊が出るんですか!?怖~いっ!!」って聞かれるんだけど、逆だよ。人間が出てるんだ。
まぁ、そう聞きたくなる気持ちも解らないではないのだけど…
怖がる前に、きちんと知ってみる事から始めたらどうだろう?

7/21 13:30~14:30 日光湯元ビジターセンターにて。
講師:鳥獣管理士 小川知可子 氏
参加費:無料

5.小田代橋工事とヘリ輸送
最後は、戦場ヶ原歩道の工事情報。
以前にお知らせはしてあるけれど、現在工事中。
一応、川沿いの歩道工事は終わって、これから小田代橋の架け替え工事が始まります。
それに伴って、三本松駐車場の利用規制、ヘリによる搬入・搬出、橋付近の数分間の通行止めなどがあるそうです。
詳しくはビジターセンターサイトブログへ。

って辺りで、うわっ、昼休が終わるっ!!

落ち穂拾い

沢山の小学生と沢山のガイドで賑わったある日。
午前と午後の狭間の僅かな時間、ちょっとだけ静かになった湯滝駐車場で、ふと視線を上げれば、人の活動などどこ吹く風で愛を語る者たちが。

120703_ruisuasinaga3
ハルニレの葉の裏にいたルイスアシナガオトシブミ。

120703_ruisuasinaga2
逞しい太腿ww
肥大しているのは前中腿節だから、力瘤という方が近いのか。

120703_ruisuasinaga1
ん~・・・
このカップル、既に揺籃を作っているけど・・・
まだ挿入っているよなぁ?
どのタイミングで交尾して、どのタイミングで産卵するんだ??

巻き上がった揺籃は、枝先に残されるものもあれば、
120703_ruisuasinaga_youran
足元に落とされるものも。

そんなオトシブミの落とし文を拾い集める人の姿が。
何時の間にやら一口50ヶを合言葉に周囲に伝染し、工事の人や観光客をも巻き込み、最終的には凡そ900個を数えたのだとか。

ただ、その拾う姿が。。。

120703_sanzaru
落ち穂拾いをする灰毛猿(笑)
どう贔屓目にみても、ミレーじゃないなぁ(^皿^)

このルイスアシナガオトシブミは平地にもいるはずで、平地だとケヤキを巻くので、興味のある人は来春チェック!!
意外と身近で見つかるかもよ?    

そうそ、台風後に情報が無かった中禅寺湖南岸歩道、千手ヶ浜~阿世潟までは、昨日の時点で異常らしい異常はなかったってさ。
ガイド仲間が言うんだから、大丈夫でしょ♪